腰痛が激しくなり、生活に支障をきたしているリトルです。
今回は、わたくしリトルが長年愛読している「ダンクシュート」について語りたいと思います。
まず最初に結論をのべると、「絶対買うべきに決まっているでしょう!!!」です。
わたくしリトルの人生で、こんなに長期間1つの雑誌を購読し続けたことはありません。
なぜ読み続けているのか?
面白いからです。
そして、ためになるからです。
今日は大好きなNBA情報誌ダンクシュートについて、お話していきたいと思います。
NBA情報誌「ダンクシュート」2022年9月号の内容
まず、NBA情報誌「ダンクシュート」の最新号、2022年9月号の主な記事を紹介します。
巻頭企画、特別企画
- 【巻頭企画】NBA全30チーム最新補強採点
- 【特別企画】2022ドラフト指名選手名鑑
この2大企画は強力です。
「NBA全30チーム最新補強採点」では、各チームのオフの補強状況(誰がチームを出て、誰が加入したか)、現在考えられる最新陣容、所属選手の昨シーズンの成績・サラリー、ポジション別の戦力の評価、この夏チームとしてのToDoリストなど、現在知りたい全チームの情報が、ギュッと詰まっています。
その上で、各チームの補強に対する評価を100点満点で採点。
各チームの補強状況に関して、編集部スタッフによる寸評もあり、現在のNBA全体の動きがわかりやすくまとめてあります。
特集ページとして、今一番話題となっているケビン・デュラントのトレード要求や、今のところこの夏最大のトレードでルディ・ゴベアを獲得したミネソタ・ティンバーウルブズ、ウエスト・ブルックとアービングのトレードが噂されるレイカーズについてなど、見開き2ページでしっかり濃厚な記事にしてくれているのです。
しかも、記事を執筆しているのが、杉浦大介さん、出野哲也さん、宮地陽子さまなど、一流スポーツライターばかり。
わかりやすく面白いの最高峰だと思います。
「2022ドラフト指名選手名鑑」では、今年の6月23日に行われた2022NBAドラフトで指名された全58選手のプロフィールを掲載。
1巡目で指名された30名の選手は、寸評もついています。
これだけの情報を、ネットで探すのはほぼ不可能でしょう。
わたくしリトルが毎年行っている「ドラフト指名選手名鑑」の記事の楽しみ方があります。
今年の名鑑を楽しんだ後、1年前、2年前・・・と押し入れに入れてあるダンクシュートを引っ張り出して、新人の時の評価と現在の状況を比べるのです。
「最初の期待ほどではないなあ・・・」とか、「ディフェンス力に難ありって書いてあったけどウソやーん!」とかいろいろな発見があって面白いです。
連載
「ダンクシュート」は、企画も面白くためになるものが多いのですが、僕は連載物の面白さがすばらしいと思います。
- 【連載】NBAムイミダス
- 【連載】コート外の主役たち
- 【連載】新・NBAレジェンド列伝
- 【連載】NBA秘話
わたくしリトルが大好きなスポーツライター北舘洋一郎さんの連載「NBAムイミダス」は、最近NBAで起こったニュースを独自の視点でとらえ、面白く味付けした〝NBAエッセイ″とでも言うべき連載です。
リトルは毎月、まずムイミダスを一番に読むことが多いですね。
正直、一冊の本にして出版してほしいです。
カトリーヌあやこさんの絵も、なくてはならないものになっています。
そのほかの連載も、読み物として実に面白いものになっています。
特に9月号では、「NBA秘話」が強烈でしたね。
マイケル・ジョーダンがクリッパーズに移籍?という噂を昔聞いたことはありましたが、都市伝説くらいにしか思っていませんでした。
しかし、今回の記事でブルズとクリッパーズのオーナーがトレード実現のために動いていた詳細な内容が記載されています。
確かに当時のブルズのオーナー〝ジェリー・ラインズドーフ″とクリッパーズのオーナー〝ドナルド・スターリング″ならやりそうだなと思わせる内容で、本当に興味深いものでした。
もちろん、この1か月に起きたニュースをまとめたトピックスのコーナーもありますし、ダンクシュート1冊あれば、現在のNBAから、過去のNBAの思い出まで、幅広く網羅できますよ。
単純に読み物としても、大変面白い!!
なんといっても、連載しているスポーツライターもBIGな方が多いし、スタッフの方たちも本当に優秀なんでしょうね。
わたくしリトルとNBA情報誌の出会い そして別れ
NBA情報誌といえば、「HOOP」がありましたが、2016年9月号をもって休刊となってしまいました。
高校時代、毎日監督にビ〇タをくらいながらも、バスケへの情熱はマックスだったリトルは、少ないおこづかいから毎月「月間バスケットボール」を購入していました。
忘れもしない高校3年の秋、月バスに、NBA情報誌「HOOP」創刊の広告が・・・!
近所の本屋に行っても取り扱いしておらず、自転車を30分必死に漕いで、お街にある大きな本屋まで買いに行きましたねえ。
当時は、記事よりもNBA選手のど迫力の写真が心に突き刺さり、NBA熱が一気に高まったのを思い出します。
マジック・ジョンソン、ラリー・バード、チャールズ・バークレーなど、当時のNBAのベテランから若手まで、スーパースターが一人ひとり見開きで紹介されていて、今考えるととんでもないメンバーが揃っていました。
その中でも、やはりマイケル・ジョーダンは写真でも別格で美しかったですね。
一瞬を切り取った写真で、ジョーダンの美しさを超える選手はもう現れないのではないでしょうか?
当初は月刊誌ではなかったように思いますが、発刊される度に購入し、月刊誌になった後も、欠かさず購入していました。
1993年に「ダンクシュート」が創刊してからも、しばらくは「HOOP」を購入し続けていました。
1996年のシカゴ・ブルズ4回目の優勝の記事が掲載された号から、「HOOP」と「ダンクシュート」の2冊買いが始まります。
同じニュースでも、切り口が違う2誌を読み比べることが面白かったですね。
池上彰さんが毎日11紙の新聞を読み比べている、という事実に近いかもしれません(笑)
しかし、だんだん自分の感覚に近い「ダンクシュート」を中心に読むようになり、「HOOP」の誤字脱字が気になるようになってきて・・・。
結婚して、妻から「こんなにバスケの雑誌ばっかり、いい加減にして!」と怒られたこともあり、「ダンクシュート」のみを購読するようになりました。
いつのまにか「HOOP」が休刊になったことを知った時には、やはりショックでしたね。
NBAがもっと日本でも盛り上がり、「HOOP」が復活することを期待します!
ちなみに、大量に保管していたNBA情報誌「HOOP」と「ダンクシュート」ですが、妻から「こんなにいっぱいどうするの?もう床が抜けるよ!」という悲痛な訴えで、2年ほど前に大量に廃品回収に出してしまいました(涙)
ブログを始めた現在、猛烈に後悔しています・・・。
まとめ ダンクシュートを買いましょう
今回は、NBA情報誌「ダンクシュート」について語ってきました。
なぜ、「ダンクシュート」について取り上げたかというと、毎月購入している近所の本屋で、最近「ダンクシュート」の入荷数が明らかに減っているからです。
もちろん、インターネットでさまざまな情報を集めることができる現在、雑誌の売り上げが全体的に落ちていることは想像できます。
しかし、インターネットはNBA情報誌の代わりにはなり得ないとわたくしリトルは考えます。
インターネットでは、自分が知りたいことや、みんなが興味をもつようなニュースは入ってきますが、NBA全体の動きはわかりません。
NBA情報誌「ダンクシュート」で著名なスポーツライターの方々が、独自の解釈で分かりやすくニュースを伝えてくれることは、私たちファンの知的好奇心を大いに満たしてくれます。
毎日インターネットで入ってくるニュースを「ダンクシュート」で深く理解し整理する。
わたくしリトルは、NBAを約35年見続けていますが、「ダンクシュート」がなければ、ニュースを整理できず、NBAを観る楽しみは半減してしまうと思います。
また、ニュースを整理するだけでなく、「新・NBAレジェンド列伝」など、読み物として面白い連載もたくさんあります。
9月号は、ダーク・ノビツキーについて非常に深く掘り下げてあり、とても面白かったです。
最近NBAを観ていないジョーダン世代、コービー世代のファンにも、ぜひ一度読んでもらいたい雑誌です。
八村塁、渡邊雄太がNBAの舞台で活躍している、ひと昔では想像もできなかった現在の日本バスケ界。
もっともっと日本のNBA熱を盛り上げていきたいんです。
そのためには、NBA Rakutenをもっと多くの人に知ってもらうことと、NBA情報誌「ダンクシュート」をたくさんの人に購読してもらうことが必要だと思うのです。
わたくしリトルは、腰を痛めてバスケをプレイすることはできなくなりましたが、死ぬまでNBAを楽しんでいきたいと思っています!
「ダンクシュート」1冊で、NBAの楽しみ方が一気に広がります。
この記事を読んで、NBA情報誌「ダンクシュート」を楽しむ仲間が一人でも増えますように。
