【2025-26】NBAスタッツリーダー大予想 得点王は?ブロック王は!

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いよいよ2025-26のNBAシーズンが開幕しました。

今年はどんなドラマが待っているのでしょうか?

ワクワクが止まりません。

これまで2回にわたり、イースタンカンファレンス、ウエスタンカンファレンスの順位予想をしてきました。

今回は2025-26シーズンのスタッツリーダーを予想していきたいと思います。

NBAを37年間観つづけてきたわたくしリトルからみて、現在のNBAは、もっともハイレベルな選手がそろっている時代といっていいでしょう。

世界中から化け物みたいなバスケットボール選手が集まった中で、スタッツリーダーとなるのは誰なのか、予想していきましょう。

それではレッツラゴー!

目次

2025-26 得点王予想

2025-26 得点王予想
本命 ルカ・ドンチッチ
対抗 ヤニス・アデトクンボ
大穴 シェイ・ギルジャス・アレキサンダー

まずは得点王予想。

わたくしリトルは、ルカ・ドンチッチを大本命に推したいと思います。

ロサンゼルス・レイカーズで開幕を迎えるはじめてのシーズン、ドンチッチの気合は半端なものではありません。

昨シーズン途中に突然ダラス・マーベリックスからトレードで放出されたドンチッチですが、マブスのニコ・ハリソンGMは「ディフェンス力の低さ」と「コンディショニングの問題」をあげていました。

ESPNの報道では「食事に関するドンチッチの規律のなさに関して球団内でフラストレーションが大きくなっていた」とも報じられています。

身長198㎝ 体重104㎏登録のドンチッチですが、昨シーズンは明らかにオーバーウェイトでした。

全身ムッチムチでしたね。

おそらくニコ・ハリソンを見返したい思いもあるのでしょう、ドンチッチはプレーオフでウルブズに敗退した直後、マネージャーに「トレーニングを開始したい」と訴えたそうです。

ボールを持たず、トレーニングに汗を流し、食生活もチームルカが全面管理。

その後も私設コートで1日2部練習を続けるなど、自分の身体をいじめぬいて、ウソみたいなアスリート体型に生まれ変わっています。

ダイエット効果は、この夏行われた「FIBAユーロバスケット2025」でも発揮されました。

スロベニア代表として出場したドンチッチは、大会トップの平均34.7得点を記録。

スロベニアは7位に終わりましたが、ドンチッチの得点力の高さをあらためて見せつけられた大会となりました。

おそらくドンチッチが初めてバスケに本気で向き合うシーズン、はたしてどんな結果を残してくれるのでしょうか?

すでに1度(2023-24シーズン)得点王に輝いているドンチッチですが、今年はとんでもないスタッツを残してくれるのかもしれません。

レブロン・ジェームズが復帰してきた時のチームケミストリーがどうなるのか、そこだけが心配ですが・・・。

ドンチッチの対抗には、ヤニス・アデトクンボをあげます。

昨シーズン、シェイ・ギルジャス・アレキサンダーに次ぐリーグ2位の平均30.4得点をあげていたヤニス。

これで3年連続平均30得点越えと、スコアラーとして突出した存在です。

ヤニスの武器は、強靭な肉体と身体能力の高さを生かしたドライブ。

デイフェンスをなぎ倒してダンクをたたきこむ姿は、もはや鬼神のようです。

昨シーズンのプレーオフでアキレス腱を断裂したデイミアン・リラードを解雇し、7シーズン先発センターをつとめたブルック・ロペスはFAで去り、現在バックスの選手層はかなり薄くなっています。

ペイサーズからマイルズ・ターナーを獲得したとはいえ、優勝できるメンバーとは言えないでしょう。

バックスが優勝争いをするには、ヤニスの爆発以外ないのです。

今シーズンバックスが勝てなければ、ヤニスのトレードもあると噂される中、ドック・リバースHCも「戦術ヤニス」を多用するかもしれません。

置かれている状況からみて、ヤニスの得点王の可能性も高いと思われます。

大穴は昨シーズンの得点王(32.7得点)、シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)ですね。

派手さはないものの、バスケスキルの高さと勝負強さはNBAの歴史でみてもトップクラスだと思います。

NBA連覇を目指すサンダーにおいて、SGAの得点力は最大の武器。

激しいディフェンスで相手にプレッシャーを与え、SGAがとどめを刺すのがサンダーのスタイルです。

ただ、さすがに他のチームもサンダー対策はしてくるでしょうから、昨年のように自由に得点することは難しくなるかもしれません。

地味ながら3年連続30得点超えを記録しているSGAが今シーズンも記録をのばせるのか、注目です。

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2025-26 リバウンド王予想

2025-26 リバウンド王予想
本命 ドマンタス・サボニス
対抗 イビツァ・ズバッツ
大穴 ヤニス・アデトクンボ

昨シーズンまで3年連続リバウンド王に輝いているドマンタス・サボニスがやはり強いですね。

NBAの歴史をみると、それぞれの時代に象徴的なリバウンド王がいました。

わたくしリトルがNBAを観はじめた1980年代後半はアキーム・オラジュワン。

1990年代は7年連続でリバウンド王となったデニス・ロッドマン。

その後もケビン・ガーネットやドワイト・ハワード、アンドレ・ドラモンドなど、個性豊かなリバウンダーがインサイドを支配してきました。

しかし現在のNBAでは、リバウンダーの存在感が薄くなっているように感じてしまいます。

サボニスもこれまでのリバウンド王と比べると、ややインパクトに欠けてしまうんですよね。

ただサボニスのリバウンダーとしての実力は本物です。

昨シーズンサボニスが記録した平均13.9リバウンドは、2位のカール・アンソニー・タウンズが記録した12.8リバウンドに1本以上の差をつけています。

キャリアハイとなる1試合28リバウンドを2回も記録するなど、圧倒的な結果を残しています。

それでもインパクトが薄いのは、サクラメント・キングスに所属しているためでしょう。

生え抜きスター選手がいるわけでもなく、他のチームで成功しなかった中途半端なベテランスターを集め、方向性を見いだせないキングスは、NBAでもっとも中途半端なチームとなっています。

個人的には、サボニスには優勝を目指せるチームの一員として活躍してほしんですがね・・・。

お父さんのアルビダス・サボニスの時代からみているオールドファンは、息子のサボニスにブレイザーズのユニフォームを着せたいんですが、若手センターが充実しているブレイザーズがとるわけありませんね。

話はそれてしまいましたが、今シーズンもサボニスがリバウンド王に輝く可能性はかなり高いと思います。

サボニスの対抗には、昨シーズンブレイクしたイビツァ・ズバッツをあげます。

NBA9シーズン目となった2024-25シーズン、ズバッツは突然覚醒。

前年の11.7得点 9.2リバウンドから、16.8得点 12.6リバウンドに大きくスタッツを伸ばしました。

今となっては珍しくなった、インサイド専門の本格派センター、ズバッツは80試合に出場し、奪ったリバウンド数は1010本でリーグ1位。

MIP投票で2位になるなど、突然ブレイクしたシーズンとなりました。

所属するロサンゼルス・クリッパーズは、3ポイントの試投数がリーグ29位、シュート試投数もリーグ27位とペースが遅かったものの、ズバッツはリーグトップのオフェンスリバウンド(300本)をもぎとっています。

もう少しクリッパーズの試合のペースが上がれば、さらにズバッツのリバウンド数が増えてくるのかとは思いますが、今シーズンもとにかく高齢おじさんチームですからね。

控えに強力な3&Dセンター、ブルック・ロペスが加入したため、出場時間もやや減る可能性もあります。

そう考えると、やはりサボニス超えは難しいのかもしれません。

大穴はヤニス・アデトクンボとします。

理由は、今のバックスではヤニスが攻守に爆発する必要があるからです。

新しく加入したビッグマン、マイルズ・ターナーも3ポイントシュートを得意としていて、昨シーズン平均6.5リバウンドと、決してリバウンドが強いタイプではありません。

ヤニスがやらねば誰がやる状態ですから、必然的にヤニスのスタッツは上がってくるでしょう。

得点王とリバウンド王のW受賞となっても、おかしくない才能をもった選手です。

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2025-26 アシスト王予想

2025-26 アシスト王予想
本命 トレイ・ヤング
対抗 二コラ・ヨキッチ
大穴 ケイド・カニングハム

アシスト王予想の本命は、トレイ・ヤングで間違いないでしょう。

昨シーズン平均11.6アシストで2位のヨキッチ(10.2アシスト)に大きな差をつけ、初のアシスト王に輝いたトレイ・ヤング。

これまでは得点力の高さが注目されていましたが、司令塔としての評価をあげたシーズンでした。

今シーズンのアトランタ・ホークスはクリスタプス・ポルジンギス、ニキール・アレキサンダー・ウォーカー、ウォーカー・ケスラーと3人の特色ある選手を加え、ヤングのパスターゲットも増えています。

昨シーズン怪我で36試合の出場にとどまったパスターゲットNo.1のジェイレン・ジョンソンが健康体を維持できれば、ヤングはさらにアシスト数を伸ばしてくるでしょう。

ルカ・ドンチッチ、ジャレンジャクソンJr.、シェイ・ギルジャス・アレキサンダーら2018年ドラフト組の選手たちが巨額な延長契約を結ぶ中、トレイ・ヤングにはまだ延長契約のオファーは届いていません。

戦力を整え、トレイ中心のチームで優勝を狙えるのか、ホークスのフロントはシビアな目で勝負の1年をみていくでしょう。

トレイはホークスの司令塔として、チームを勝利に導けるのか、それとも見切りをつけられるのか・・・。

個人的には文句なしでアシスト王を獲得し、マックス契約を結ぶトレイを観たいですね。

トレイの対抗には、二コラ・ヨキッチをあげます。

アシスト王予想にセンターの選手が入ってくるなんて、数年前までは考えられませんでした。

バスケの常識を破壊する男、二コラ・ヨキッチが現れるまでは。

ヨキッチは昨シーズン平均10.2アシストを記録し、トレイに次ぐリーグ2位のアシスト数を記録。

センターとして史上初のシーズントリプルダブルを記録したヨキッチは、アッと驚く衝撃的なパスで数々のハイライトシーンを演出してきました。

この夏6シーズンにわたってチームメイトだったマイケル・ポーターJr.はチームを去ったものの、3&Dとして優秀なキャメロン・ジョンソン、3ポイントシューターのティム・ハーダウェイJr.、2023年ナゲッツの初優勝に大きく貢献したブルース・ブラウンが加入し、ヨキッチのパスターゲットも増えています。

控えセンターに、ヨナス・バランチュナスが加入したため、ヨキッチの出場時間がややセーブされるかもしれませんが、大きな影響はないでしょう。

ヨキッチが初めてのアシスト王に輝き、4度目のシーズンMVPを獲得しても、もう驚かないのかもしれません。

大穴にはピストンズの司令塔、ケイド・カニングハムをあげます。

5シーズンにわたってリーグ最弱チーム争いをしていたデトロイト・ピストンズを、昨シーズンついにプレーオフに導いたケイド。

平均9.1アシストは、ヤング、ヨキッチ、ハリバートンに次ぐリーグ4位。

平均26.1得点をあげながら9.1アシストを記録し、オールスターにも選出されるなど、個人としても大きく評価をあげたシーズンとなりました。

まだ24歳のケイドを中心に、主力が若いピストンズはまだまだ伸び盛りのチーム。

シューティングガードのジェイデン・アイビーやセンターのジェイレン・デュ―レンなど、若手がさらに成長すれば、ケイドのアシストもさらに量産されるかもしれません。

ただ昨シーズンリーグ2位の3ポイントシュート319本を沈めたマリーク・ビーズリーがスポーツ賭博の疑いでチームを去ったのだけが、懸念点ですかね。

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2025-26 スティール王予想

2025-26 スティール王予想
本命 ダイソン・ダニエルズ
対抗 ケイソン・ウォレス
大穴 アサー・トンプソン

例年予想が難しいスティール王ですが、今シーズンはダイソン・ダニエルズで決まりでしょう。

2022年のNBAドラフト1巡目全体8位でニューオリンズ・ペリカンズに指名されたダニエルズは、ペリカンズで過ごした2シーズンで、ベンチから平均20.0分出場、4.8得点 3.5リバウンド 2.5アシストそして1.1スティールと、平凡な スタッツに終わりました。

ディフェンス力は高く評価されていたものの、ドラフト8位選手としては失格の烙印をおされ、デジャンテ・マレーとの1対3のトレードの一員として、2024年6月28日にラリー・ナンスJr.らとともにアトランタ・ホークスに移籍となります。

むかえた2024-25シーズン、ホークスの先発シューティングガードに抜擢されたダニエルズは、開幕戦で5スティールと圧倒的なディフェンス力をみせつけ、勝利に貢献します。

その後も201cmの高さと211㎝のウイングスパンを存分に活かしたダニエルズは、スティールを量産し、2024-25シーズンのスティール王に輝きました。

ダニエルズが記録した平均3.0スティールは、1990-91シーズンに当時ミルウォーキー・バックスのアルヴィン・ロバートソン(3.04)以来の平均3スティール超えです。

ちなみに昨シーズンのスティール数2位は、二コラ・ヨキッチの平均1.8スティール。

その差1.2。

これはもう驚異的です。

今シーズンもダイソン・ダニエルズがスティール王の大本命であることは間違いありません。

まあヨキッチがスティールランキング2位というのも驚異的ですが(笑)。

ダイソン・ダニエルズの対抗には、オクラホマシティ・サンダーのケイソン・ウォレスをあげましょう。

昨シーズン68試合に出場し、うち43試合で先発出場したウォレスは、NBA2年目のシーズンにディフェンスで大きく貢献。

平均27.6分の出場ながら、ヨキッチと並ぶ平均1.8スティールを記録しています。

3年目の今シーズン、成長著しいウォレスが出場時間をのばすことができれば、スティールもさらに大きくのばすことが可能でしょう。

同じ理論で、大穴にはアサー・トンプソンを推します。

アサーもNBA2年目のシーズンでしたが、平均わずか22.5分間の出場でリーグ6位の平均1.7スティールを記録しています。

開幕から血栓の影響で18試合を欠場したこともあり、出遅れた感はあったものの、NBAトップクラスのペリメーターディフェンスを武器に、ピストンズの躍進に大きく貢献しました。

身体能力お化けのアサーがさらに出場時間を獲得すれば、確実に攻守にハイインパクトを残すでしょう。

2025-26シーズンの有力なMIP候補と予想されるアサー・トンプソン。

昨シーズンNBAオールディフェンシブ1stチーム入りした双子の兄、アメン・トンプソンとのMIP争いが楽しみです。

ちなみに昨シーズン平均スティール数が4位(1.7本)だったクリス・ダンも有力候補ではありますが、今年クリッパーズはブラッドリー・ビールをとりましたからねえ。

ダンの出場時間は減る可能性が高いので、候補からは外しました。

ビールが先発するより、ダンがスターターになった方が、チームバランスはよくなると思うのですが・・・。

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2025-26 ブロック王予想

2025-26 ブロック王予想
本命 ビクター・ウェンバンヤマ
対抗 ー
大穴 ー

最後に2025-26シーズンのブロック王を予想しますが、ここはもう一人しかいません。

サンアントニオ・スパーズの怪物、ビクター・ウェンバンヤマ(ウェンビー)です。

ケガさえなければ、100%ウェンビーが受賞するでしょう。

昨シーズンは右肩にできた血栓の影響でわずか46試合の出場に終わったウェンビーでしたが、それでも総ブロック数は2位のブルック・ロペスに28本差をつける176本でリーグトップ。

出場試合数で規定に達しなかったものの、本数でクリアし、NBAデビューから2年連続でブロック王に輝きました。

平均3.8ブロックは1998-99シーズンにアロンゾ・モーニングが記録した3.9ブロック以来のハイアベレージです。

今シーズン226㎝登録となったウェンビーは、両手を広げたウイングスパンは244cmと言われています。

この規格外の巨体をもちながら、ガードの選手並みのスピードとステップワークでどこからでも敵のシュートをたたき落とす姿は、まさにエイリアンですね。

インサイドでの強さはもちろん、楽々と3ポイントシュートを決めるシュート力をもち、パスもうまくボールハンドリングも一級。

なんでもこなすウェンビーですが、最強の武器はディフェンス力です。

史上最強のリムプロテクターになるであろうウェンビーに、対抗できる選手は誰もいませんね。

万が一ウェンビーがケガで離脱するようなことになった場合は、王者サンダーのチェット・ホルムグレンがブロック王候補になってくるとは思いますが・・・。

正直ウェンビーが試合に出続けるかぎり、他の選手がブロック王になるのは、ノーチャンスです。

と記事を書いていたら、ウェンビーが今シーズン2試合目のニューオリンズ・ペリカンズ戦で、1試合9ブロックを記録しました。

もう笑うしかありません。

ちなみにNBAのシーズンレコードは、1984-85シーズンにマーク・イートンが記録した平均5.56ブロック!

当時は現代バスケと違い、3ポイントシュートは重要視されず、とにかくゴール下で確実なシュートを打つことが優先されていたため、224cmの巨漢センター、マーク・イートンがブロックを量産していました。

私リトルが最初に好きになったチーム、ユタ・ジャズのセンターだったイートンは、いつものそのそと走って長い手で相手のシュートをブロックすることに特化した選手でした。

3ポイントシュート全盛の現在、さすがに5ブロックを超えるのは難しいとは思いますが、ウェンビーならやってくれるかもしれませんね。

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まとめ

今回は2025-26シーズンのスタッツリーダーを予想してきました。

NBAを37年間観つづけてきたわたくしリトルからみても、現在のNBAは突出した能力をもったスター選手が、もっともあふれている時代だと感じています。

得点王争いは、誰になるのか正直予想が難しかったですね。

反対にブロック王は、誰が予想しても同じ答えになるでしょう。

予想が当たればうれしいですが、まったく予想外の新しいスターが誕生しても、それはそれでワクワクします。

各スタッツリーダーは誰になるのか?

そして二コラ・ヨキッチは2年連続で年間トリプルダブルを達成するのか?

世界中からバスケの天才が集まる、このNBAの舞台で、信じられないスタッツを残すスターの出現を期待しましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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