いよいよ2025-26シーズンの開幕がせまる中、前回イースタンカンファレンスの順位予想を記事にしました。
わたくしリトルが30年以上毎年個人的に行ってきた開幕前の順位予想。
昨年イースタンカンファレンスは15チーム中5チーム的中し、大はずしはピストンズと76ersくらいだったのですが、ウエスタンカンファレンスは・・・。
結果2位となったロケッツを10位と予想し、10位となったマブスを2位予想したり、的中3チームに終わっています。
比較的強いチームと弱いチームがはっきりしているイースタンカンファレンスと違い、ウエスタンカンファレンスは強いチームが多すぎますね。
西高東低が年々激しくなっているようです。
今回は強豪ぞろいのウエスタンカンファレンスの順位予想を行っていきます。
それでは、レッツラゴー!
2025-26順位予想 ウエスト編
まずは36年間(新シーズンが始まれば37年間)NBAを観つづけてきたわたくしリトルの、2025-26シーズンウエスタンカンファレンス順位予想をまとめてみましょう。
2025-26リトル順位予想(ウエスト)
1(1)オクラホマシティ・サンダー
2(4)デンバー・ナゲッツ
3(2)ヒューストン・ロケッツ
4(5)ロサンゼルス・クリッパーズ
5(10)ダラス・マーベリックス
6(6)ミネソタ・ティンバーウルブズ
7(3)ロサンゼルス・レイカーズ
8(7)ゴールデンステイト・ウォリアーズ
9(13)サンアントニオ・スパーズ
10(8)メンフィス・グリズリーズ
11(9)サクラメント・キングス
12(12)ポートランド・トレイルブレイザーズ
13(14)ニューオリンズ・ペリカンズ
14(11)フェニックス・サンズ
15(15)ユタ・ジャズ
※ ( )内は昨シーズンの最終順位
いかがでしょうか?
NBA観戦歴37年目に突入するわたくしリトルの2025-26シーズン順位予想。
昨シーズンのチャンピオン、オクラホマシティ・サンダーの強さは今年も続くでしょう。
そこに続くのがこの夏積極的な補強を行ったデンバー・ナゲッツとヒューストン・ロケッツ。
その他にも優勝を十分狙えるだけの戦力をもつチームが、ゴロゴロあるのがウエスタンカンファレンスの恐ろしいところです。
それでは1チームづつ、今シーズンの展望を語っていきましょう。
予想1位 オクラホマシティ・サンダー
オクラホマシティ・サンダー
昨季 68勝 14敗(ウエスト1位)
主な新加入選手
トーマス・ソーバー
主な退団選手
ー
昨シーズン圧倒期な強さでレギュラーシーズンリーグ1位の68勝14敗を記録し、優勝を勝ちとったオクラホマシティ・サンダー。
シーズン終了後はエースのシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)と4年2億8500万ドル(約407億5500万円 1㌦=143円)のマックス契約をまとめ、2031年までSGAをキープすることに成功しています。
史上最高額の契約も、昨シーズンのSGAの活躍からみると当然でしょう。
さらに2022年のドラフト組、ジェイレン・ウイリアムズ(J-Dub)&チェット・ホルムグレンともマックス契約を結び、当面チームの核となる3人をキープしています。
SGAは現在27歳、J-Dubは24歳でホルムグレンは23歳。
若き3人の主力たちは、まだまだ成長が期待できる伸び盛りの選手ですから、本当に恐ろしいチームですね。
昨シーズンとほぼ同じメンバーに、今年のドラフト1巡目15位で指名したビッグマン、トーマス・ソーバーが加わりましたが、ソーバーはトレーニング中に右膝の前十字靭帯を断裂し、2025-26シーズンを全休することが発表されています。
昨年の二コラ・トピッチも同じく前十字靭帯断裂でルーキーシーズン全休でしたから、サンダーでは儀式みたいなものですね。
ホルムグレンもルーキーシーズン全休でしたし。
トピッチはサマーリーグで活躍したものの、睾丸の手術を行ったため、開幕には間に合わないようです。
まあ新戦力がなくても、サンダーのレギュラーシーズン1位は固いでしょう。
昨シーズン32試合の出場にとどまったチェット・ホルムグレンや57試合の出場におわったアイザイア・ハーテンシュタインが健康体を維持できれば、昨シーズン記録した68勝14敗を超えてくる可能性すらあるのではないでしょうか?
強力なチームが多いウエスタンカンファレンスの中でも、頭ひとつ抜けているのが、オクラホマシティ・サンダーです。
予想2位 デンバー・ナゲッツ
デンバー・ナゲッツ
昨季 50勝 32敗(ウエスト4位)
主な新加入選手
キャメロン・ジョンソン
ブルース・ブラウン
ヨナス・ヴァランチュナス
ティム・ハーダウェイJr.
主な退団選手
マイケル・ポーターJr.
ディアンドレ・ジョーダン
ラッセル・ウエストブルック
ダリオ・シャリッチ
この夏戦力補強に大きく動いたチームの一つ、デンバー・ナゲッツ。
史上最高のオールラウンダー、二コラ・ヨキッチを中心に2023年初優勝をはたしたナゲッツは、昨シーズンプレーオフカンファレンスセミファイナルで、オクラホマシティ・サンダーを第7戦まで追いつめました。
ナゲッツがサンダーに負けた大きな理由が、ベンチ層のうすさであることは間違いありません。
特にヨキッチがベンチに下がった時間のセンターが、昨シーズン36歳のディアンドレ・ジョーダンだったのは、強豪チームとしてはかなり厳しい状況でした。
この夏ナゲッツは控えセンターとしては最強クラスのヨナス・ヴァランチュナスをキングスとのトレードで獲得しています。
また高額サラリーにみあう活躍ができていなかったマイケル・ポーターJr.に2032年のドラフト1巡目指名権をつけ、ブルックリン・ネッツからキャメロン・ジョンソンを獲得。
大幅にサラリーをカットできる上、安定感があるキャメロン・ジョンソンの獲得は、ナゲッツにとってすばらしいトレードだったと思います。
サラリーの大幅カットに成功し、サラリーキャップに空きができたため、ブルース・ブラウンとティム・ハーダウェイJr.の獲得にも成功。
ブルース・ブラウンは2023年の優勝に大きく貢献した6thマン。
ファンからの人気も高く、フィットも間違いない、すばらしい補強になったと思います。
ティム・ハーダウェイJr.も爆発力のあるベンチプレイヤーですから、今シーズンのナゲッツのベンチ層はいっきに厚くなったといえるでしょう。
強力なスターターにオールラウンダーのキャメロン・ジョンソンを加え、ベンチ層が一気にあつくなったナゲッツ。
チームの中心は史上最強のオールラウンダー、二コラ・ヨキッチ。
今シーズンのナゲッツは間違いなく超強力です。
ラッセル・ウエストブルックがいなくなったのはさびしいですが・・・。
予想3位 ヒューストン・ロケッツ
ヒューストン・ロケッツ
昨季 52勝 30敗(ウエスト2位)
主な新加入選手
ケビン・デュラント
ドリアン・フィニー・スミス
クリント・カペラ
主な退団選手
ジェイレン・グリーン
ディロン・ブルックス
キャム・ウィットモア
この夏もっとも注目を集めたのは、ケビン・デュラントを獲得したヒューストン・ロケッツで間違いないでしょう。
昨シーズン、イーメイ・ユドカHCのもと、アルペレン・シェングン、ジェイレン・グリーン、アメン・トンプソンら若手が成長し、強豪ひしめくウエスタンカンファレンスで第2シードを勝ちとったロケッツ。
プレーオフでは1stラウンドで、ベテラン揃いのウォリアーズ相手に第7戦までもつれたあげく敗れてしまいました。
シェングンとWエースと言われたグリーンは、プレーオフの7試合で平均13.3得点と不調におちいり、勝負のかかった第7戦はで8得点しかあげられず。
第7戦はチームでも89得点に終わり、経験不足、得点力不足が問題点としてあげられていました。
そしてこの夏、ロケッツのフロントは大きく動きます。
エースとして期待されていたものの安定感がなかったジェイレン・グリーンと3&Dのディロン・ブルックスに、2025年のドラフト1巡目10位指名権、そして2巡目指名権5つをつけて放出。
計7チームがからむ大型トレードを行い、ケビン・デュラント(KD)とクリント・カペラを獲得しました。
現在37歳とNBAでは高齢なKDですが、2024-25シーズン、平均26.6得点を、FG52.7% 3P43.0% FT83.9%の高確率であげているように、いまだに史上最高クラスのスコアラーであることは間違いありません。
NBAトップクラスのディフェンス力をほこりながらも、スコアリングに難のあったロケッツにとっては、是が非でもほしい選手でした。
ディフェンス力の高いディロン・ブルックスを失ったロケッツは、同タイプのドリアン・フィニー・スミスを獲得し、しっかり穴埋めを行っています。
KDもまだまだディフェンス力も高いですしね。
昨シーズンよりチーム力は上がっていると思いますが・・・。
現地時間9月22日、司令塔のフレッド・バンブリートがワークアウト中に膝の前十字靭帯を断裂し、長期離脱するというニュースが飛びこんできました。
ある意味新生ロケッツのキーマンだったバンブリートを失ったことは、大きな痛手です。
おそらくポイントガードは昨年のドラフト1巡目全体3位指名のリード・シェパードか、オールラウンドプレイヤーのアメン・トンプソンがつとめることになるとは思うのですが、正直不安はあります。
バンブリートがケガをするまでは、ロケッツをナゲッツより上の2位にしようと思っていたんですが・・・。
ただもしリード・シェパードが覚醒し、バンブリートを超える活躍をみせれば、ロケッツはさらに強くなると思うのですが、これいかに。
予想4位 ロサンゼルス・クリッパーズ
ロサンゼルス・クリッパーズ
昨季 50勝 32敗(ウエスト5位)
主な新加入選手
ジョン・コリンズ
ブルック・ロペス
ブラッドリー・ビール
クリス・ポール
主な退団選手
ノーマン・パウエル
ベン・シモンズ
パティ・ミルズ
この夏なにかと話題になったロサンゼルス・クリッパーズ。
昨シーズンは前半エースのカワイ・レナードをケガで欠きながらもレギュラーシーズンで50勝をあげ、プレーオフでは1stラウンドでデンバー・ナゲッツを第7戦まで追いつめるなど、希望のみえたシーズンでした。
シーズン終了後、クリッパーズのフロントは大きく動きます。
まずはストレッチビッグマンとしてヤニスとともにミルウォーキー・バックスをささえてきたブルック・ロペスをFAで獲得。
昨シーズン大ブレイクしたノーマン・パウエルを放出し、3チーム間トレード(クリッパーズ ジャズ ヒート)でジャズからパワーフォワードのジョン・コリンズを獲得しました。
パウエルの穴埋めとして、サンズをバイアウトとなったブラッドリー・ビールをも獲得。
かつてクリッパーズを強豪に押しあげた〝ポイントゴッド″こと司令塔のクリス・ポールもラストイヤーを古巣で迎えることとなりました。
正直メチャメチャ強くなったと思います。
センターのイビツァ・ズバッツの控えにタイプの違うブルック・ロペスが入り、ハーデンのパスターゲットとしては理想的なジョン・コリンズがスターティングパワーフォワードに加わり、得点力の高いブラッドリー・ビールも大きく貢献するでしょう。
歴代でもトップクラスの司令塔、クリス・ポールも間違いなくよい影響を与えるはずです。
7月終わりには、ロスターの平均年齢(当時32.0歳)が、歴代最高齢になったと話題になったほどおっさんだらけのチームなので、ケガだけは心配ですが、どうみても強いのではないでしょうか?
ただクリッパーズには一つ大きな問題が発生しています。
クリッパーズがカワイ・レナードに総額2800万ドル(約41億円)を不正に支払い、サラリーキャップを回避していたという疑惑です。
詳しい内容は省きますが、この夏大きな衝撃をあたえたスキャンダルを、NBAコミッショナーのアダム・シルバーがどう裁くのか。
場合によっては、クリッパーズの未来が大きく変化するかもしれません。
本当に注目のチームです。
予想5位 ダラス・マーベリックス
ダラス・マーベリックス
昨季 39勝 43敗(ウエスト10位)
主な新加入選手
クーパー・フラッグ
ディアンジェロ・ラッセル
主な退団選手
スペンサー・ディンウィディー
わたくしリトルの推しチームの一つ、ダラス・マーベリックス。
昨シーズンは生え抜きスーパースターのルカ・ドンチッチをトレードするという、前代未聞の大馬鹿トレードをやらかし、世界中のNBAファンから批判を浴びました。
今思い返しても腹が立ちます。
結局ルカとの交換で獲得したアンソニー・デイビス(AD)は1試合出場しただけで長期離脱となり、3月にはカイリー・アービングまでもが左膝前十字靭帯断裂の大ケガを負い、悪夢のようなシーズンとなりました。
マブスファンから罵詈雑言を浴びせられていたニコ・ハリソンGMですが、シーズン終了後に一発大逆転に成功します。
ドラフトロッタリーでNBAドラフト2025の全体1位指名権を獲得したのです。
昨シーズンプレーイントーナメントに進出したマブスが、全体1位指名権を獲得する確率は、わずか1.8%でした。
ニコ・ハリソンとアダム・シルバーがなにかしらヤッてる説が浮上するほど、あまりにもよくできたストーリー!
マブスがNBAドラフト2025、1巡目全体1位で指名したのは、もちろんデューク大学のスーパースター、206㎝のオールラウンダー、クーパー・フラッグでした。
いやもう期待するしかないでしょう。
パリオリンピックで金メダルを獲得したチームUSAの練習相手に、唯一学生で選ばれた逸材は、高い得点力と鉄壁の守備力を兼ね備えたスーパースター候補生です。
プレシーズンマッチでも大器の片りんをみせています。
なぜかニコ・ハリソンが許された感じになっているのが、腹立たしくも感じますが・・・。
昨シーズン負け越したのは、主力のケガによるもので、良い選手がそろっているのは間違いありません。
特にサイズの面では大きなアドバンテージがあります。
長期離脱が確定しているカイリー・アービングの代わりにディアンジェロ・ラッセルを獲得。
ポイントガードはたしかに不安ではありますが、シーズン終盤にカイリーがもどってくれば、一気にチーム力も上がるでしょう。
大黒柱のアンソニー・デイビスがややふっくらしているのは、少し心配な点です。
自身が希望するパワーフォワードでの起用となるであろう今シーズン、ADはケガなく1シーズンプレーできるのでしょうか・・・。
クレイ・トンプソンの衰えも含め、数々の不安点はあるマブスですが、わたくしリトルはクーパー・フラッグの衝撃に期待したいと思います。
これまで数々のルーキーがチーム力を大幅アップさせてきた歴史があるNBA。
新たな伝説を期待しましょう。
予想6位 ミネソタ・ティンバーウルブズ
ミネソタ・ティンバーウルブズ
昨季 49勝 33敗(ウエスト6位)
主な新加入選手
ヨアン・ベランジェ
主な退団選手
ニキール・アレキサンダー・ウォーカー
ルカ・ガルザ
2年連続カンファレンスファイナル出場と、安定的な強さをみせているミネソタ・ティンバーウルブズ。
9シーズンにわたりウルブズを支えたカール・アンソニー・タウンズを放出し、ニックスからジュリアス・ランドルをむかえた昨シーズン、レギュラーシーズンは49勝33敗とまずまずだったものの、プレーオフでは1stラウンドでレイカーズ、カンファレンスセミファイナルではウォリアーズを下し、カンファレンスファイナルまで進みました。
サンダーには1勝4敗で一蹴されたものの、アンソニー・エドワーズ(アント)&ジュリアス・ランドルでも十分戦えることを証明したシーズンとなりましたね。
シーズン終了後、ウルブズは控えセンターのナズ・リードと5年総額1億2500万ドル(約181億2500万円 1㌦=145円)で再契約。
ジュリアス・ランドルとも再契約を発表し、その額は3年1億ドル(約145億円)と言われています。
主力二人と再契約を行たことで、財政的に厳しくなったウルブズは、貴重なペリメーターディフェンダーだったニキール・アレキサンダー・ウォーカー(NAW)との再契約を断念。
昨シーズン82試合すべてに出場し、カチカチのディフェンスとまずまずの3ポイントシュートで平均9.4得点をあげたNAWの流出は、かなり痛いですね。
スターティングポイントガードが38歳になったマイク・コンリーというのも、やや心配な点です。
NBA19シーズン目に突入する大ベテランは、昨シーズン自己ワーストの1試合平均8.2得点に終わりました。
ルーキーシーズン(9.4得点)以外は17シーズンにわたって平均2桁得点を記録していたコンリーのおとろえは、ウルブズにとって大きな不安要素ではあります。
ただウルブズには昨年のドラフト1巡目全体8位で指名したポイントガード、ロブ・ディリングハムがいます。
ルーキーシーズンは49試合に出場し、平均4.5得点 2.0アシストに終わりましたが、光るプレーもありました。
ディリングハムが大きく化けることがあれば、この夏補強ができなかったチームにとって大きな戦力アップにつながると思うのですが・・・。
今年のドラフト1巡目17位で指名した208㎝のフランス人ビッグマン、ヨアン・ベランジェとともに、若手の成長に期待したいところです。
NBAの顔のひとりとなったアントも、まだ24歳ですからね。
戦力補強がなくても、若手選手たちの成長があれば、まだまだ強くなれるチームだと思います。
予想7位 ロサンゼルス・レイカーズ
ロサンゼルス・レイカーズ
昨季 50勝 32敗(ウエスト3位)
主な新加入選手
ディアンドレ・エイトン
マーカス・スマート
ジェイク・ラレイビア
主な退団選手
ドリアン・フィニー・スミス
われらが八村塁選手擁するロサンゼルス・レイカーズ。
昨シーズンは前半戦からレブロン・ジェームズ&アンソニー・デイビス(AD)コンビで勝利をかさね、2月のトレードデッドラインでは衝撃のトレードでルカ・ドンチッチを獲得。
ADからドンチッチに相棒が変わっても、40歳のスーパー大ベテランレブロンは衰え知らずの活躍を続け、強豪チームひしめくウエスタンカンファレンスで第3シードを獲得しました。
ただしプレーオフでは1stラウンドでミネソタ・ティンバーウルブズに1勝4敗で一蹴され、あっけなくシーズンを終えています。
PGにドンチッチ、SGにオースティン・リーブス、SFにレブロン、PFに八村選手がそろうレイカーズに欠けているのは、センタープレイヤー。
シーズンオフには先発センターとして、ポートランド・トレイルブレイザーズをバイアウトされたディアンドレ・エイトンを獲得し、弱点を埋めました。
ドンチッチが3位指名された2018年のNBAドラフトで、1位指名されたエイトンは、213㎝ 114㎏の体格を生かし、7シーズン連続で得点とリバウンドのダブルダブルを継続中のビッグマン。
ただしブレイザーズのヘッドコーチ、チャウンシー・ビラップスから「ゲーム中の彼(エイトン)のスピリットが気に入らない」と酷評されるなど、メンタル面の未熟さが問題とされてきました。
注目度の高いレイカーズで、未熟と言われたメンタルは成熟し、レイカーズのラストピースとして活躍することができるのか、要注目です。
最優秀守備選手賞を受賞した経験もあるマーカス・スマートも、健康でさえあれば大きく貢献してくれるでしょう。
ジェイク・ラレイビアは11月3日に24歳となる若いプレイヤー。
バスケIQが高く、攻守両面でチームを助けてくれる貴重なロールプレイヤーとなるでしょう。
まずまずの補強に成功したレイカーズですが、わたくしリトルが7位予想としたのは、レブロン・ジェームズの存在です。
史上最高の選手の一人ではありますが、12月30日には41歳をむかえることもあり、いくらなんでも衰えはみえてくると思います。
昨シーズンもドンチッチとレブロンが一緒にプレーしていた時間の得失点差はマイナスでした。
ドンチッチのみがコートに立っていた時間帯はプラスだったことを考えると、特にディフェンス面で衰えが指摘されるレブロンの存在が、チームによい影響を与えない可能性も高いと思います。
今シーズンプレイヤーオプションを行使し、チーム1位の約5263万ドル(約78億9450万円 1㌦=150円)で残留を決めたレブロン。
開幕から坐骨神経痛のため、しばらく欠場することが決定しているレブロンにとって、ラストシーズンとなる可能性も十分ありえます。
レイカーズはレブロンの引退興行のシーズンとするのか、非情にもトレードでレブロンを放出し、優勝をめざすのか。
重要な決断をせまられるシーズンとなるのかもしれません。
ただ41歳となっても、まだまだ衰え知らずでバリバリのレブロンがみれる可能性もあるんですけどね。
予想8位 ゴールデンステイト・ウォリアーズ
ゴールデンステイト・ウォリアーズ
昨季 48勝 34敗(ウエスト7位)
主な新加入選手
アル・ホーフォード
ディアンソニー・メルトン
セス・カリー
主な退団選手
ケボン・ルーニー
昨シーズンは大きな賭けに出たゴールデンステイト・ウォリアーズ。
トレードデッドラインでマイアミ・ヒートからジミー・バトラーを獲得し、強力なディフェンスを武器に勝利を重ねました。
ヒートで問題児化していたバトラーの獲得は不安視されていましたが、結果すばらしい補強となっています。
第7シードで進んだプレーオフでも、1stラウンドで今シーズン躍進したロケッツを最終第7戦で撃破。
カンファレンスセミファイナルでも第1戦でミネソタ・ティンバーウルブズに勝利したものの、エースのカリーがハムストリングの負傷で離脱し、その後4連敗しシーズンを終えました。
シーズン終了後には、ジョナサン・クミンガとの契約交渉がもつれたものの、現地時間9月30日に2年4850万ドル(約72億7500万円 1㌦=150円)で再契約。
クミンガとの契約がまとまったことで、ボストン・セルティックスからベテランセンターのアル・ホーフォード、昨シーズンウォリアーズで開幕をむかえたものの左膝前十字靭帯断裂の大ケガを負いネッツにトレードされていたディアンソニー・メルトン、そしてカリーの弟セス・カリー、次々と契約を結びました。
特にアル・ホーフォードの獲得は、ウォリアーズにとって大きなものになるかもしれませんね。
39歳となったベテランセンターは、得意の3ポイントシュートと衰え知らずのディフェンスで、ウォリアーズによい影響を与えるでしょう。
バスケIQも高くパスもうまいホーフォードは、スクリーナーとしても超優秀です。
カリーの新しい相棒としては、理想的ともいえるでしょう。
メルトンがウォリアーズにフィットするのは、昨シーズン証明済みですし、セス・カリーにいたっては、合わないわけがありません。
ちなみにセスは開幕前にいったん契約解除されていますが、これはチームサラリーの問題で、開幕後に日割りで契約を再度結ぶ予定だとおもわれます。
よい補強ができたとは思いますが、今回第8シードと低めに予想したのは、高齢化が進んでいるためです。
同じく高齢化が進んでいるロサンゼルス・クリッパーズとは違い、ウォリアーズは一人の選手への負担が大きすぎます。
昨シーズンのカンファレンスセミファイナルをみてもわかるように、ステフィン・カリーがいなければ、ウォリアーズは一気に弱体化してしまうのです。
健康体であれば優勝争いにからむことができるメンバーだとは思いますが、主力のカリー、グリーン、バトラー、ホーフォードが全員35歳以上ですからねえ。
ウエスタンカンファレンスの他のチームが強豪ぞろいなこともあり、ウォリアーズをこれ以上上位に予想することはできませんでした。
ただプレーオフでは、どこも当たりたくないチームとなるでしょうね。
カリーが健康でさえあれば・・・。
予想9位 サンアントニオ・スパーズ
サンアントニオ・スパーズ
昨季 34勝 48敗(ウエスト13位)
主な新加入選手
ルーク・コーネット
ケニー・オリニク
ディラン・ハーパー
カーター・ブライアント
主な退団選手
クリス・ポール
サンドロ・マムケラシュビリ
マラカイ・ブランナム
若き怪物ヴィクター・ウェンバンヤマ擁するサンアントニオ・スパーズ。
ウェンバンヤマは2年目のシーズン、自己最高の1試合50得点を記録するなど、シーズン平均24.3得点 11.0リバウンド 3.7アシストをあげる大活躍。
特にディフェンス面では圧倒的で、1試合3.8ブロックを記録しました。
わずか46試合の出場でリーグトップの176ブロックを記録しブロック王に輝いています。
ウェンバンヤマにとって、2年目のジンクスは関係ないかと思われましたが、右肩の深部静脈血栓症を発症し、オールスター以降は全休となってしまいました。
スパーズは前年より12勝を積み上げ34勝48敗。
期待されたほどの結果を残すことはできませんでしたが、オールスターガードのディアロン・フォックスの獲得、ステフォン・キャッスルの新人王を受賞など、明るいニュースもあったスパーズ。
この夏ドラフト1巡目全体2位で司令塔のディラン・ハーパー、全体14位で3&Dのカーター・ブライアントを獲得し、戦力アップに成功しています。
ウェンバンヤマのバックアップにルーク・コーネットを獲得したのも、地味ながら的確な動きだったといえるでしょう。
プレシーズンではエースのウェンバンヤマも元気にプレーし、健康面は問題ない様子。
大きな期待がよせられるスパーズですが、強豪がそろうウエスタンカンファレンスでは、プレーイン進出が現実的な目標になるような気がしています。
予想10位 メンフィス・グリズリーズ
メンフィス・グリズリーズ
昨季 48勝 34敗(ウエスト8位)
主な新加入選手
タイ・ジェローム
ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ
セドリック・カワード
主な退団選手
デズモンド・ベイン
ジェイ・ハフ
ルーク・ケナード
河村勇輝
昨シーズンは河村勇輝選手の活躍で日本中をわかせたメンフィス・グリズリーズ。
シーズン序盤は復活したジャ・モラント、ジャレン・ジャクソンJr.(JJJ)、デズモンド・ベインらの活躍でウエスタンカンファレンスの上位をキープしていたものの、シーズン終盤にはヘッドコーチのテイラー・ジェンキンスと選手たちの確執が表面化し、プレーオフ直前にヘッドコーチを交代するドタバタ劇が繰り広げられました。
プレーオフでは1stラウンドで優勝したオクラホマシティ・サンダーにスウィープされ、シーズンを終えています。
シーズン終了後にはオーランド・マジックとビッグトレードをまとめたグリズリーズ。
NBAトップクラスのシューター、デズモンド・ベインを放出し、マジックからケンテイビアス・コールドウェル・ポープ、コール・アンソニー、ドラフト1巡目指名権×4つと1巡目スワップ権を獲得しました。
攻守にすぐれたチームの要の一人を放出し、大量のアセットを手に入れたグリズリーズ。
このトレードで獲得した今年のドラフト1巡目指名権をトレードアップし、1巡目全体11位で3&Dのセドリック・カワードを獲得しています。
将来的には強化につながるトレードだったとは思いますが、シューターのルーク・ケナードや昨シーズン河村選手とのコンビプレーでも注目されたジェイ・ハフがチームを去ったこともあり、チーム力の低下が心配なところです。
昨シーズンクリーブランド・キャバリアーズ躍進の要因となった6thマン、タイ・ジェロームを加えたものの、現在JJJをはじめビッグマンにケガ人が続出していることもあり、序盤は厳しい戦いが予想されます。
とはいえトゥオマス・イーサロHCの元、ジャ・モラント中心のオフェンスが展開できれば、プレーインには進む可能性は高いと思うのですが・・・。
シーズン途中で河村選手またとってくれんかな・・・。
予想11位 サクラメント・キングス
サクラメント・キングス
昨季 40勝 42敗(ウエスト9位)
主な新加入選手
デニス・シュルーダー
ラッセル・ウエストブルック
ダリオ・シャリッチ
ドリュー・ユーバンクス
主な退団選手
ジェイク・ラレイビア
トレイ・ライルズ
ヨナス・ヴァランチュナス
昨シーズン途中にマイク・ブラウンHCを解雇し、2月のトレードデッドラインでエースのディアロン・フォックスを3チーム間トレードで放出、ブルズからザック・ラビーンと1巡目指名権×3つと2巡目指名権×3つを獲得したサクラメント・キングス。
ラビーン獲得で得点力はあがったものの、40勝42敗と勝ち越すことはできず、プレーイントーナメントでマブスに敗れ、シーズンを終えました。
シーズンオフにはデニス・シュル―ダ―と3年総額約4500万ドル(約67億5000万円 1㌦=150円)の大型契約を結び、FAのラッセル・ウエストブルックとも開幕前ギリギリで契約。
チームには3年連続のリバウンド王ドマンタス・サボニス、得点力の高いザック・ラビーンとデマー・デローザン、シュル―ダ―、ウエストブルックなどビッグネームが多いものの、正直フロントの方向性がみえないチームになっています。
ほかのチームでうまくフィットしなかったベテラン大物選手を集めている印象。
特にラビーンとデローザンはシカゴ・ブルズでもコンビを組んでいたものの、結果を残せなかったコンビです。
サクラメントのファンは、どういう思いで今のチームを応援しているのでしょうか。
2022年の2月トレードデッドラインで、ドマンタス・サボニスを獲得する対価でタイリース・ハリバートンを放出したところから、キングスのフロントは迷走をくりかえしているように思えます。
キングスは先日2022年の1巡目4位指名した生え抜きのキーガン・マレーと5年1億4000万ドル(約210億円 1㌦=150円)の大型契約を結びましたが、はたしてこの決断はチームにとって正しいものとなるのか?
厳しい言い方にはなりますが、プレーオフを逃しチーム解体に進んだほうが、ファンに応援されるキングスの復活につながると思うのですが・・・。
わたくしリトルは、クリス・ウェバーを中心にジェイソン・ウイリアムズ、ペジャ・ストヤコビッチ、ブラデ・ディバッツら個性の強いメンバーがそろい、ファンを魅了した2000年頃のサクラメント・キングスに夢中でした。
当時のメンバーの一人であるダグ・クリスティがヘッドコーチとして指揮をとるチームを、応援したい気持ちもあります。
予想を裏切る大躍進はあるのでしょうか?
予想12位 ポートランド・トレイルブレイザーズ
ポートランド・トレイルブレイザーズ
昨季 36勝 46敗(ウエスト12位)
主な新加入選手
デイミアン・リラード
ドリュー・ホリデー
ヤン・ハンセン
主な退団選手
アンファニー・サイモンズ
ディアンドレ・エイトン
ダラーノ・バントン
4年連続でプレーオフ進出を逃したポートランド・トレイルブレイザーズ。
それでも昨シーズンは後半23勝18敗と勝ち越すなど、ポジティブな面が目立つシーズンでした。
シェイドン・シャープ、デニ・アディブヤ、スクート・ヘンダーソンなど若手が成長。
特に2年目のトゥマニ・カマラはNBAオールディフェンシブ2ndチームに選出されるなど、NBAトップクラスのディフェンダーとして大ブレイクしました。
ドラフト1巡目全体7位で指名した218㎝の巨漢センター、ドノバン・クリンガンはシーズン後半主力として定着。
シーズン終了後、ドラフトでチャイニーズ・ヨキッチことヤン・ハンセンを獲得した上で、ブレイザーズのフロントはビラップスHCから精神面の未熟さを指摘されていた先発センターのディアンドレ・エイトンをバイアウトしました。
現地時間7月17日には、かつて11シーズンにわたってブレイザーズのエースとして活躍したデイミアン・リラードを獲得し、ポートランドのファンを歓喜させます。
今年のプレーオフ1stラウンドで左足のアキレス腱を断裂し、ミルウォーキー・バックスからバイアウトされていたリラードと契約を結んだのは、いい動きでしたね。
今年プレーすることはできないと思われますが、若手のそろうチームではいいメンターとなるでしょう。
レガシーの面でも、良い影響があると思います。
若手のアンファニー・サイモンズとをトレードで放出し、2度の優勝経験がある司令塔、ドリュー・ホリデーを獲得したこともあり、今シーズンを飛躍の年にしたいところでしょうが、ウエスタンカンファレンスは他チームが強すぎます。
イーストであれば、プレーオフストレートインも狙える戦力にみえるのですが・・・。
キングスとは違い、チームの再建が順調に進んでいるようにみえるブレイザーズ。
チャウンシー・ビラップスHCのもと、どこまで勝ち星を伸ばしてくるのでしょうか?
予想13位 ニューオリンズ・ペリカンズ
ニューオリンズ・ペリカンズ
昨季 21勝 61敗(ウエスト14位)
主な新加入選手
ジョーダン・プール
サディーク・ベイ
ケボン・ルーニー
ジェレマイア・フィアーズ
主な退団選手
CJ・マッカラム
ブルース・ブラウン
ケリー・オリニク
昨シーズンケガ人が続出し、わずか21勝におわったニューオリンズ・ペリカンズ。
シーズン中にザイオンと並ぶ2大エースの一人、ブランドン・イングラムをトレードで放出し、若手の成長をうながしたものの、あまりにも主力のケガが多く、どうしようもないシーズンになりました。
シーズンオフにはチームリーダーのCJ・マッカラムを放出し、ウィザーズからジョーダン・プールを獲得。
期待したドラフトロッタりーでは7位指名権にとどまり、攻撃力の高い司令塔、ジェレマイア・フィアーズを獲得しています。
ペリカンズは戦力的には面白いチームなんですがねえ・・・。
なんといってもザイオン・ウイリアムソンの健康状態が最重要ポイントであることはまちがいありません。
健康であれば、オールNBAクラスのプレイヤーなんですが、とにかくケガが多いんですよねえ。
昨シーズンも左ハムストリングと腰の負傷でわずか30試合の出場にとどまったザイオンは、今シーズンはたして何試合プレーするのか?
9月のメディアデーで激ヤセした姿を披露し、期待を集めているザイオンですが、もし今年もケガで長期離脱するようなことがあれば、ペリカンズはザイオン放出の大ナタをふるう可能性もあります。
2023-24シーズンにNBAオールディフェンシブ1stチームに選出されブレイクをはたしたハーバート・ジョーンズも昨シーズンは肩のケガで20試合の出場で終わり、ホークスから獲得した司令塔のデジャンテ・マレーも1月末に右アキレス腱を断裂し31試合の出場にとどまりました。
もしも今シーズン、ザイオン、ジョーンズ、マレーらが健康体を維持し、新加入のプールやベイが期待どおりの活躍をみせることができたら、プレイオフ進出もありえない話ではないと思います。
それでも、個人的にはザイオンを信頼できないんですよねえ・・・。
素材のすごさは疑いようがないだけに「頼むから太らないで」と声を大にして訴えつづけていきます。
予想14位 フェニックス・サンズ
フェニックス・サンズ
昨季 36勝 46敗(ウエスト11位)
主な新加入選手
ジェイレン・グリーン
ディロン・ブルックス
マーク・ウイリアムズ
カマン・マルアチ
主な退団選手
ケビン・デュラント
ブラッドリー・ビール
タイアス・ジョーンズ
メイソン・プラムリー
昨シーズンリーグでもっとも悲惨な結果に終わったいわれるフェニックス・サンズ。
リーグで最も高いサラリーを費やしながら、プレーイントーナメントにすら進めなかったのですから、どうしようもありません。
シーズン終了後には史上最高7チームがからむ大トレードでケビン・デュラントを放出し、ロケッツからジェイレン・グリーンとディロン・ブルックス、今年のドラフト全体10位指名権(カマン・マルアチを指名)などを獲得、チーム改革をはかりました。
ビッグ3の一人ブラッドリー・ビールはバイアウトし、生え抜きのデビン・ブッカーとは延長契約をむすんでいます。
ブッカーとサンズが結んだ延長契約は2年総額1億4500万ドル(約217億5000万円 1㌦=150円)!
これで2029-30シーズンまでブッカーをキープすることができたサンズですが、「高すぎるわ!」というのが正直な感想です。
サンズ一筋のブッカーは優秀な選手ではあるものの、一人で試合を決めてしまうようなスーパースターではありません。
そんなブッカーに100億を超える年俸を支払うのは、ちょっとやりすぎだと思うのですが・・・。
ガードとセンターに良いプレイヤーがそろうサンズですが、あまりにもバランスが悪すぎるのではないでしょうか?
ボル・ボルが去り、さびしいなとおもっていたところでドラフト指名したマルアチに期待しましょう。
予想15位 ユタ・ジャズ
ユタ・ジャズ
昨季 17勝 65 敗(ウエスト15位)
主な新加入選手
ユスフ・ヌルキッチ
ジョージ・ニアン
エース・ベイリー
ウォルター・クレイトンJr.
主な退団選手
コリン・セクストン
ジョン・コリンズ
ジョーダン・クラークソン
昨シーズンリーグ最低の17勝に終わったユタ・ジャズ。
エースのラウリ・マルカネンがケガで47試合の出場にとどまったこともあり、完璧にタンクに走ったシーズンでした。
クーパー・フラッグ獲得にむけて負け続けたジャズでしたが、ドラフトロッタりーでは残念ながら5位指名権におわります。
そのドラフトでは、ワークアウトを拒否するなど問題児とみられ指名を回避されていたスコアラー、エース・ベイリーを指名。
当初問題児とみられていたベイリーですが、プレシーズンマッチでは「ジャズの次期エース間違いなし」と言われるスケールの大きなプレーをみせています。
ワークアウトの拒否を主張した自身のマネージャーを解雇したベイリーは「このチームに来れてよかった」と心からバスケットボールを楽しんでいるようです。
よかったよかった(笑)。
ドラフト18位でウィザーズに指名されたウォルター・クレイトンJr.にも期待があつまっているジャズですが、おそらく今年も盛大に負け続けるでしょう。
来年のドラフトはAJ・ディバンツァ、キャメロン・ブーザー(カルロス・ブーザーの息子)など、スーパースター候補がそろう豊作ドラフトと言われていますから。
中途半端に勝つよりも、徹底的に負けてドラフトに賭けるのではないでしょうか?
今シーズンは若手の成長を第一に考えたシーズンとなるでしょう。
エースのマルカネンも、シーズン中にトレードされる可能性が高そうですね。
マルカネン大好きなので、強いチームに行ってほしいなあ。
まとめ
今回は2025-26シーズン、ウエスタンカンファレンスの順位予想を行ってきました。
前回行ったイースタンカンファレンスの予想よりも、かなり悩みました。
ウエストのチームがどこも強すぎる気がして・・・。
個人的にはダラス・マーベリックスに期待したいですねえ。
クーパー・フラッグの大活躍で上位でプレーオフ進出、カイリーが復活して優勝!
なんてことが起これば、胸アツなんですが・・・。
2025-26シーズンのNBA、どんなドラマが待っているのか、みんなで楽しんでいきましょう!

