【エイリアン】ウェンバンヤマはMVPを受賞できるのか?ライバルはヤニス?

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2025-26シーズンのNBAが開幕し、おおいに盛り上がりをみせています。

特筆すべきは、スター選手の異常なスタッツ。

レイカーズのルカ・ドンチッチは、開幕戦で43得点をあげながらウォリアーズに敗れると、2戦目のミネソタ・ティンバーウルブズ戦で49得点をあげチームを勝利に導きました。

ドンチッチがケガで3試合目を欠場すると、今度はオースティン・リーブスが驚異の51得点でサクラメント・キングスを粉砕しています。

昨シーズンのMVPシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)は開幕戦で35得点をあげ、ダブルオーバータイムの末難敵ロケッツを下すと、昨シーズンのNBAファイナル再戦となったペイサーズ戦(ハリバートンはいませんが)で55得点を記録。

2試合連続となったダブルオーバータイムを制し、連勝スタートをかざりました。

MVP最有力候補、二コラ・ヨキッチは開幕から3試合連続のトリプルダブル。

その他にもヤニス、カリー、タイリース・マキシーなどが大量得点を記録し、好調なスタートを切っています。

そんな化け物ぞろいのNBAにおいて、レベルの違う活躍をみせているのが、スパーズのビクター・ウェンバンヤマです。

今回は現在21歳にしてアンストッパブルな活躍を続けるビクター・ウェンバンヤマ(ウェンビー)について語っていきたいと思います。

レッツラゴー!

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目次

ウェンバンヤマ 基本情報

まずはウェンバンヤマの基本情報とスタッツをまとめましょう。

ウェンバンヤマ基本情報
誕生日 2004年1月4日(21歳)
出身地 ル・シェネ(フランス)
サイズ 226㎝ 107㎏
ドラフト 2023年1巡目全体1位
背番号 1


ウェンバンヤマ スタッツ
2023-24シーズン 
71試合 29.7分出場
21.4得点 10.6リバウンド 3.9アシスト 3.6ブロック
FG46.5% 3P32.5% FT79.6%

2024-25シーズン
46試合 33.2分出場
24.3得点 11.0リバウンド 3.7アシスト 3.8ブロック
FG47.6% 3P35.2% FT83.6%


※ 赤字はリーグ1位

昨シーズンまでの224㎝登録から、今シーズンは226㎝登録となったウェンビー。

21歳ですからね・・・って、まだ成長するんかい!

NBAドラフト前から世界中の期待を集めていたウェンビーは、名門サンアントニオ・スパーズに全体1位指名され、期待以上の活躍をつづけています。

特にディフェンス面では異次元のプレーをみせ、2年連続ブロック王に輝きました。

特に2年目の2024-25シーズンは肩に血栓ができたため、わずか46試合の出場だったもののリーグトップの176ブロックを記録し、規定試合数に達しなかったもののブロック王となっています。

身体の線の細さが心配されていましたが、インサイドでも圧倒的な高さとスピードを生かし、得点を重ねるウェンビー。

まだ21歳とは思えない存在感でNBAにインパクトを与えています。

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ウェンバンヤマの2025-26シーズン

まだ4試合のみですが、恐ろしいほどの才能をみせつけているウェンビー。

あまり確率のよくない3ポイントシュートを乱発するクセがありましたが、今シーズンはしっかりインサイドで得点することを心掛けているようですね。

ルーキーシーズンは平均5.5本試投し、32.5%、2年目には平均8.8本の試投で35.2%と、かなり3ポイントを乱発していました。

今シーズンはまだ4試合目が終わったところですが、平均2.8本の試投で36.4%の成功と、3ポイントシュートは大きく減少しています。

それでも平均得点は自己最高の31.0得点を記録していますから、相手からみるとより恐ろしい選手になったといえるでしょう。

無理に3ポイントシュートを狙わなくなったことで、ウェンビーのシュート成功率は(まだ4試合ですが)60.3%と、1年目の46.5%、2年目の47.6%に比べてかなり高くなっています。

まるでヤニスのような理不尽オフェンスですね。

ただウェンビーの恐ろしいところは、NBAトップクラスのオフェンス力を持ちながら、それが最大の武器ではないところ。

NBAトップクラス、いや歴代のNBAでもトップクラスのディフェンス力こそが、ウェンビーの最大の武器なのです。

マブスとの開幕戦で3ブロック、2戦目のペリカンズ戦ではなんと9ブロック、3戦目ネッツ戦では6ブロック、4戦目のラプターズ戦では1ブロックに終わりましたが、ここまで4試合で平均4.8ブロックを記録しています。

全試合でスティールも記録し、ディフェンス面での貢献ははかり知れません。

身長226㎝の巨体ながら、しなやかな動きとビッグマンとは思えないスピードで、スイッチディフェンスにも余裕で対応するウェンビーは、ディフェンダーとしては究極の存在なのかもしれません。

オフェンス、ディフェンスともに圧倒的な存在感をみせつけているウェンビーの活躍もあり、スパーズは開幕から4連勝。

おおかたの予想を裏切る快進撃をみせています。

わたくしリトルも今シーズンの予想を記事にしたのですが、スパーズは9位予想としました。

今シーズンは選手の取捨選択の年で、来年勝負をかけてくるかと思っていたのですが・・・。

以外と今シーズンスパーズは台風の目になるかもしれませんね。

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ウェンバンヤマのMVP受賞はあるのか?

まだ4試合を終了しただけではありますが・・・ウェンビーのMVP受賞は、十分にあると断言します。

今のNBAには化け物みたいなスター選手がたくさんいます。

ヤニス・アデトクンボは4試合で平均36.0得点 16.0リバウンド 7.0アシストと脳がバグるほどのスタッツを残していますし、SGAは4試合で平均35.8得点、勝負所でことごとくシュートを決め、サンダーの4連勝に大きく貢献しています。

ドンチッチは開幕から2試合で92得点と得点力の高さをみせつけ、ヨキッチは開幕から3試合連続トリプルダブルとあいかわらずの活躍を続けています。

ここ数年MVP争いをしているオールNBA1stチーム常連のこの4人に、もう一人誰が加わってくるのかというのが、ファンの間でよく議論されていますが、もしかしたら今シーズンでこの議論は終わってしまうかもしれません。

ケガさえなければ、ウェンビーがオールNBA1stチーム入りし、MVPの有力候補になることは間違いないと思います。

昨シーズンは右肩の深部静脈血栓症により46試合の出場にとどまったため、オールNBAチームの対象にはなりませんでしたが、健康であれば、2ndあるいは3rdチーム入りはあったと思います。

ただ昨シーズンまではチームを勝たせることができていなかったため(ケガもありましたが)、オールNBA入りはなりませんでした。

しかし今シーズン、インサイドで猛威をふるっているウェンビーが攻守で活躍を続け、スパーズをウエスト上位でプレーオフに導くようなことがあれば、オールNBA1stチーム入り、そしてMVP受賞も十分ありえると思います。

なんといっても、昨シーズンスパーズが34勝48敗でウエスタンカンファレンス13位だったことが大きなフリになりますからね。

ウェンビーが圧倒的なスタッツを残し、スパーズが前年より勝ち星を大きく伸ばすことができれば、2025-26シーズンのMVP最有力候補となるでしょう。

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ウェンビーのMVP争い ライバル

ウェンビーがMVPを受賞するには、多くのライバルよりインパクトを残す必要があります。

ただそのライバルたちが超強力なんですよね。

MVPライバル① ヤニス・アデトクンボ

2025-26シーズンのMVP最有力候補は、ヤニスでしょう。

昨シーズン終了後に、デイミアン・リラードをバイアウトしたバックスは、正直戦力的に厳しい状況となっています。

ヤニスに次ぐスターがカイル・クーズマとマイルズ・ターナーでは、レベルが劣るイースタンカンファレンスでも上位をキープするのは難しいですね。

バックスが今年もイースタンカンファレンスのトップ争いをするためには、攻守にわたってヤニスが爆発する必要があります。

そして、ヤニスは異次元の活躍をするだけの実力をもっています。

4試合を終えた時点で、ヤニスは平均36.3得点 14.0リバウンドを記録。

モンスターですね。

ケガなく1シーズン戦い、バックスを上位シードに導けば、MVP最有力候補となるかもしれません。

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MVPライバル② 二コラ・ヨキッチ

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すでにシーズンMVPを3度受賞している二コラ・ヨキッチ。

よほどの活躍をしないとMVPの受賞は難しいかと思いますが、毎年その「よほどの活躍」を続けています(笑)。

昨シーズンはMVPをSGAが受賞しましたが、ヨキッチが3度もMVPを受賞していなければ、シーズントリプルダブルを記録したヨキッチが受賞していてもおかしくありませんでした。

今シーズン補強を行い層が厚くなったナゲッツでは、ヨキッチの得点はやや落ちるかと思われますが、アシストやリバウンドなどは伸び、2年連続のシーズントリプルダブルの可能性もあると思います。

現に開幕から3試合連続トリプルダブルを記録しているヨキッチ。

強豪ひしめくウエスタンカンファレンスでナゲッツが第1シードを獲得し、ヨキッチがシーズントリプルダブルの圧倒的な活躍をみせることができれば、4度目のMVPも十分あるとにらんでいます。

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MVPライバル③ シェイ・ギルジャス・アレキサンダー

レギュラーシーズンとファイナルの両方でMVPを獲得した、史上11人目の選手となったシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)。

異次元の勝負強さで、若きオクラホマシティ・サンダーを優勝に導き、この夏には史上最高額となるスーパーマックス契約も締結し、一気にNBAのトップスターに登りつめました。

今シーズンも開幕から2試合連続でダブルオーバータイムの熱戦に終止符をうつクラッチ力をみせつけたSGA。

サンダーは開幕5連勝スタートで、SGAは平均34.8得点と大活躍を続けています。

モンスターぞろいの現在のNBAで2年連続のMVPは難しいかもしれませんが、サンダーが昨シーズン記録した68勝を上まわるようなことがあれば、SGAの2年連続シーズンMVPもみえてくるでしょう。

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MVPライバル④ ルカ・ドンチッチ

昨シーズンはケガによる長期離脱、突然のレイカーズへの移籍など波乱万丈だったルカ・ドンチッチ。

NBA2年目から5年連続で選ばれていたオールNBA1stチームにも選出されず、チームもプレーオフ1回戦敗退と悔しいシーズンとなってしまいました。

雪辱を果たすべく今年のドンチッチは気合が入っています。

オフに肉体改造を行い、思いっきりシェイプした姿であらわれたドンチッチは、この夏行われたユーロバスケットで得点王に輝くと、NBAの舞台でも異次元のテクニックで得点を量産。

開幕戦で43得点、2戦目で49得点と大暴れをみせました。

ただ3戦目からはケガのため離脱していますが・・・。

レイカーズの顔としてむかえた新シーズン、レブロンが復帰した時のケミストリーがやや心配ではありますが、健康でさえあればドンチッチはワクワクするようなプレーをみせてくれるでしょう。

ただドンチッチがMVP争いで不利になるのはディフェンス力の低さ。

アスリート体型になったドンチッチがこれまで以上にディフェンスに取りくみ、圧倒的な攻撃力を武器にレイカーズを上位シードに導くことができれば、MVP争いのトップを走ることも夢ではないでしょう。

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まとめ

今回は「エイリアン」ビクター・ウェンバンヤマがンMVPを受賞できるのかを検証してきました。

結論は「十分ありえるが、ライバルも強力」としか言いようがありません。

健康で1シーズンを過ごし、スパーズをプレーオフストレートインに導くことができれば、ウェンビーはMVP最有力候補となるでしょう。

なんといっても歴代最強クラスのディフェンス力がありますから。

3ポイントシュートを控え、高さとスピードを生かしてインサイドで無双する今シーズンのスタイルは、NBAファン誰もが期待していたスタイルだと思います。

もう止めようがありません。

これでまだ21歳(2026年1月4日で22歳)ですから、末恐ろしいことこの上なしです。

さて今シーズン、エイリアンがNBAを席巻し初めてのMVPを受賞するのか、長身選手の宿命ケガにより力を発揮できず終わってしまうのか・・・。

ウェンビーの明るい未来が続くことをひたすら祈っています。

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