2025-26シーズンが開幕してまだ1か月を少し過ぎたところですが、前回の記事で『【どこよりも早い】NBAオールスター2026出場者予想 ウエスト編』と題し、来年2月に行われるNBAオールスターの出場選手予想を行ってきました。
今回はイースタンカンファレンス編です。
年々オールスターがディフェンスレスのダラダラとしたお遊び試合になり、批判が集まってきた中、NBAは試行錯誤しています。
昨シーズンは初めて1試合を通じた試合ではなく、40点先取のミニトーナメントを行いました。
オールスターを3チームに分けて、ライジングスターズ優勝チームを加えた4チームで戦うトーナメント形式は、真剣度は増したものの、あっという間に終わってしまい、物足りなさも感じるものでしたね。
そして先日、NBAオールスター2026のフォーマットが発表されたのですが、今回はついに噂されたアメリカvs世界の戦いが繰り広げられます。
ただし今年もミニゲーム。
東西12人づつ選ばれた選手たちを8人づつの3チームに分け、USA選抜を2チームと世界選抜1チーム、合計3チームの総当たり戦を行い、成績上位2チームが最後に戦い、優勝チームを決めるのです。
1試合は12分。
全部で4試合あるため、すべてで約1試合分となる計算です。
まあやってみないとわかりませんが、シンプルにUSA選抜vs世界選抜で1試合みたかったですねえ・・・。
ケガ人が続出している現在、なかなか難しいのかもしれませんが。
とにかく今回は、イースタンカンファレンスのオールスター出場者予想を行っていきたいと思います。
レッツラゴー!
NBAオールスター2026 イースト出場選手予想
NBAを37年間観つづけてきたわたくしリトルが予想する、イースタンカンファレンスのオールスター12名を発表します。
ちなみにNBAオールスター2026の選手選抜方法については『【どこよりも早い】NBAオールスター2026出場者予想 ウエスト編』をごらんください。
オールスター予想(イースト)
ケイド・カニングハム(ピストンズ)
ジェイレン・ブランソン(ニックス)
ドノバン・ミッチェル(キャブス)
ヤニス・アデトクンボ(バックス)
カール・アンソニー・タウンズ(ニックス)
タイリース・マキシー(76ers)
ジョシュ・ギディ(ブルズ)
ノーマン・パウエル(ヒート)
ジェイレン・ジョンソン(ホークス)
スコッティ・バーンズ(ラプターズ)
エバン・モーブリー(キャブス)
ジェイレン・デューレン(ピストンズ)
いかがでしょうか?
ウエストに比べると、やや弱い感じがするのは仕方ないですねえ。
今回はジェイソン・テイタムも出場できませんし、東西のタレントパワーの違いは明らかです。
スターターは、ガード3人の編成にしてみました。
スターターの5人はファン(50%)、現役NBA選手(25%)、メディア(25%)の投票によって選出されるのですが、今回はポジション関係なく選出されることになっていますからね。
ケイド、ミッチェル、ブランソン、そしてマキシー。
みんな大活躍を続けているため迷ったのですが、マキシーを思い切ってリザーブにまわしました。
あとはジェイレン・ブラウン(セルティックス)をどう考えるかですね。
テイタムが右アキレス腱断裂で離脱している中、平均27.9得点と躍動しています。
ただ、ブラウンはこれまでもNBAフロントとぶつかることも多く、チーム状況も上がってくるとは思えないため、思い切って外してしまいました。
カンファレンスで12人というのは、こうして考えると少ないですよねえ。
ウエストに比べると派手さは欠けるものの、今シーズン活躍を続ける実力派がそろうイースタンカンファレンス。
フレッシュな選手もみられますね。
それではまずスターター予想の選手から、一人ひとり語っていきましょう。
ちなみに各選手のスタッツ、チーム成績などは11月30日現在のものです。
NBAオールスター2026 スターター予想選手
ケイド・カニングハム(ピストンズ)
ケイド・カニングハム
デトロイト・ピストンズ
PG 198㎝ 100㎏
16試合出場
28.8得点 6.6リバウンド 9.4アシスト
FG44.9% 3P31.7% FT82.1%
イースタンカンファレンス首位を走るデトロイト・ピストンズの司令塔ケイド・カニングハム。
198㎝の大型ポイントガードは、今一番ノリにのっている選手といってよいでしょう。
2021年のNBAドラフト1巡目全体1位でピストンズに指名され、華々しくデビューしたケイドでしたが、当時のピストンズはリーグ最弱チームの一つ。
ルーキーシーズンは平均17.4得点 5.5リバウンド 5.6アシストとまずまずの活躍をみせたものの、チームは23勝59敗でイースタンカンファレンス14位に終わります。
ちなみにこの時のウエスタンカンファレンス14位は、現チャンピオン、オクラホマシティ・サンダーです。
ケイド2年目の2022-23シーズン、ケイドは平均19.9得点 6.2リバウンド 6.6アシストと成長をみせたものの、チームはリーグ最下位の17勝65敗に終わりました。
3年目は平均22.7得点 4.3リバウンド 7.5アシストと初の20得点超えをはたしましたが、ピストンズはNBAの歴史に残る同一シーズン最長連敗記録、28連敗をきっするなど、14勝68敗。
2年連続でリーグ最弱チームとなり「ケイド・カニングハムでは勝てない」との声も聞かれていました。
しかしケイド4年目の2024-25シーズン、クリーブランド・キャバリアーズを強豪に押しあげたJB・ビッカースタッフをヘッドコーチにむかえたピストンズは大躍進をみせます。
ケイドは平均26.1得点 6.1リバウンド 9.1アシストを記録し、オールNBA3rdチームに選出されました。
初のオールスターにも出場しましたね。
そして大きな期待を集めた今シーズン、ケイドとピストンズは、その期待を大きく超える結果を出し続けています。
リーグ最底辺から一気に優勝候補に踊り出たピストンズ。
そのピストンズで支配的な活躍を続けるケイド・カニングハム。
元々あまり得意ではない3ポイントシュートは、今シーズン特に入っていませんが、大事な場面でのドライブや広い視野を生かしたアシストパスでチームを勝利に導いています。
すでにベテランの風格があるケイドですが、まだ24歳になったばかりのヤングプレイヤーです。
末恐ろしいですね。
ドラフトの時に多くのファンが期待したケイド・カニングハムの姿に、今やっと追いついたのではないでしょうか。
ケイドにとって初めてのスターターとしてのオールスター出場は、間違いないでしょう。
3チーム(USA選抜2チーム 世界選抜1チーム)によるミニゲーム方式のため、スターターといってもありがたみが薄れちゃいますが。
とにかく、USA選抜の一員として超強力な世界選抜を倒す活躍をみせてほしいですね。
ジェイレン・ブランソン(ニックス)
ジェイレン・ブランソン
ニューヨーク・ニックス
PG 188㎝ 86㎏
16試合出場
29.1得点 3.2リバウンド 6.2アシスト
圧倒的な攻撃力を武器に、名門ニューヨーク・ニックスのエースとして君臨するジェイレン・ブランソン。
188㎝と小柄ながら、圧倒的なフィジカルとシュート力、そして勝負強さを武器に、厳しいことで有名な大都市ニューヨークのファンから信頼をあつめています。
昨シーズンはニックスをカンファレンスファイナルまで導いたブランソンでしたが、敵司令塔ハリバートンの奇跡的な活躍の前に敗れ去りました。
雪辱を期する今シーズン、ブランソンは変わらぬ攻撃力で活躍を続けていますが、優勝候補と目されていたニックスは、11月30日現在12勝6敗と、期待されたほどの圧倒的な強さをみせることはできていません。
昨シーズンまでチームを率いていた鬼軍曹トム・シボドーを解雇し、選手に寄り添うタイプのマイク・ブラウンが就任したことで、チームに緊張感が欠けているようにも思えますね。
ただブランソンの得点力は健在です。
11月30日現在1試合平均29.1得点と、昨シーズンを上まわるスタッツを残しています。
ニックスが昨シーズンを上まわる結果を出すためには、ブランソンの活躍が不可欠ですね。
昨シーズンクラッチ・オブ・ザ・イヤーを受賞したように、決定的な場面で仕事を遂行できるのが、ブランソンがニューヨークで絶大な人気をほこる理由。
今シーズンも、ブランソンがハイライトシーンを席巻すれば、ニックスがイースタンカンファレンスを支配することも可能でしょう。
なんといってもわたくしリトル、今シーズンニックスを東の1位予想していますから。
頼みますよ、ブランソン!
ドノバン・ミッチェル(キャブス)
ドノバン・ミッチェル
クリーブランド・キャバリアーズ
SG 191㎝ 98㎏
18試合出場
30.6得点 4.7リバウンド 5.3アシスト
昨シーズンオクラホマシティ・サンダー(68勝14敗)に次ぐリーグ2位の64勝18敗を記録したクリーブランド・キャバリアーズ。
そのキャバリアーズで不動のエースをつとめるのが、シューティングガードのドノバン・ミッチェルです。
191㎝と小柄ながら、強靭な肉体と圧倒的な身体能力、そして正確なシュート力をあわせもつ天性のスコアラーは、昨シーズン1試合平均24.0得点 を記録し、初のオールNBA1stチーム入りを果たしました。
今シーズンはさらに得点力をあげ、11月30日現在1試合平均30.6得点を記録しています。
ただ昨シーズンに比べると、キャブスの勢いは確実に落ちています。
昨シーズンのオールスターに出場したポイントガードのダリアス・ガーランドが左足親指を手術した影響で、まだ今シーズン5試合にしか出場できていないのが大きな要因かとは思いますが、キャブスは期待された強さにはほど遠い状態といえるでしょう。
相手を圧倒し勝利する試合も多いのですが、反対に完敗することも多いのが、今シーズンのキャブスの印象です。
粘りがないんですよね。
191㎝と小柄なシューティングガードながら、フィールドゴール成功率50.5%、3ポイントシュート成功率38.9%を記録し、平均30.6得点を奪い、5.3アシストをあげ、ディフェンスでも手を抜かず奮闘しているミッチェルにこれ以上を求めるのは酷かもしれませんが、なんとかキャブスを個の力でさらに引き上げてほしいと思います。
もし今シーズンもキャブスがイーストでトップシードを獲得することができれば、2年連続オールNBA1stチーム入りの快挙も、ありえるのかもしれません。
超人がそろうNBAの中でも、ミッチェルの身体能力、爆発力は図抜けています。
オールスターでも、その驚異的な身体能力を生かしたプレーで、会場を沸かせてほしいですね。
ヤニス・アデトクンボ(バックス)
ヤニス・アデトクンボ
ミルウォーキー・バックス
PF 211㎝ 110㎏
15試合出場
30.9得点 10.9リバウンド 6.6アシスト
ギリシャの怪物、ヤニス・アデトクンボ。
NBA13年目を戦うヤニスは、12月6日で31歳になります。
昨シーズンまで7シーズン連続オールNBA1stチーム入りしているスーパースターは、今シーズンも大暴れしています。
31歳といえば、バスケットボール選手にとって油の乗りきった時期ですよね。
NBA13シーズン目を戦うヤニスも、1試合平均得点は自己最高ペース、リバウンドも2桁、それにくわえてアシストも6.6でこちらも自己最高ペースと、獅子奮迅の活躍をつづけています。
211㎝ 110㎏の巨体をもちながら、爆発的なスピード、ジャンプ力、パワー、すべてを持ち合わせたモンスターを止める術はありません。
圧倒的な個の力をもつヤニスですが、今シーズンチームを勝たせることはできていません。
11月30日現在、ミルウォーキー・バックスは9勝12敗でイースタンカンファレンス11位。
2021年にNBA優勝をはたすなど、東の強豪として君臨してきたバックスですが、今シーズンはおおいに苦しんでいます。
問題はスター不足。
昨シーズンのプレーオフ1stラウンドでヤニスの相棒デイミアン・リラードがアキレス腱を断裂し、ペイサーズに敗れると、フロントはリラードのバイアウトを決定します。
そして長年バックスのリムプロテクター&3ポイントシューターとして活躍したブルック・ロペスも放出。
ペイサーズからマイルズ・ターナーは獲得したものの、戦力ダウンは明らかです。
そうなるとバックスの運命はヤニスにゆだねられます。
チームの命運をこれまで以上に握ることになったヤニスは、これまで以上の活躍を続けていますが、負担の大きさははかり知れません。
現地時間11月17日に行われたキャブス戦で、ヤニスが左鼠径部を痛め離脱すると、バックスは連敗街道に突入。
いくらヤニスが復帰して大活躍をしても、現在のバックスで優勝することは難しいかもしれませんね。
31歳という選手として油の乗りきった貴重な時期に、優勝を目指せないようなチームで過ごすのは、スーパースターのヤニスとしては耐えられないでしょう。
もしかしたら、オールスター前のトレードデッドラインで、今年もアッと驚く大トレードが行われるかもしれません。
まあ今シーズンブレイクしているライアン・ロリンズら若手の成長があれば、ヤニスが愛着のあるバックスで優勝を目指すかもしれませんが。
カール・アンソニー・タウンズ(ニックス)
カール・アンソニー・タウンズ
ニューヨーク・ニックス
C・PF 213㎝ 112㎏
18試合出場
21.7得点 12.2リバウンド 3.4アシスト
ジェイレン・ブランソンとともに名門ニューヨーク・ニックスを支えるカール・アンソニー・タウンズ。
213㎝の高さがありながら、リーグトップクラスのシュート力をもつオフェンシブセンターです。
今シーズンはヘッドコーチがトム・シボドーからマイク・ブラウンになったことでセンターにミッチェル・ロビンソンを置くツインタワーを多用しているニックス。
タウンズはパワーフォワードとして起用されることも多くなっていますが、まあもともとプレースタイルはセンターぽくはないですからね。
タウンズの得点力を生かすには、パワーフォワード起用はいいのではないでしょうか?
ただし今シーズンのタウンズは、自慢のシュート力にかげりがみえています。
フィールドゴール成功率(45.0%)、3ポイントシュート成功率(32.6%)は自己最低。
NBA11年目を戦うタウンズですが、これまでの通算がフィールドゴール成功率52.2%、3ポイントシュート成功率39.8%であることを考えると、今シーズンのシュートスランプはかなりの重傷といえるでしょう。
今シーズン開幕前にレギュラーシーズンの順位予想をしたのですが、わたくしリトルは1位にニューヨーク・ニックスをあげています。
11月30日現在イースタンカンファレンス3位にとどまっているのは、タウンズの不調も理由の一つかもしれません。
まあヘッドコーチのマイク・ブラウンが、プレーオフをみすえて多くのプレイヤーを使っていることが、大きな理由だとは思いますが。
レギュラーシーズンで主力を酷使していたシボドー体制では、毎年プレーオフで息切れしケガ人が続出していましたからねえ。
このままタウンズのシュートスランプがつづくとは思いませんし、ニックスが本領を発揮してくるのは、シーズン後半からプレーオフにかけてだと思います。
ニックスが53年ぶりにNBA優勝をはたすことができるのか、タウンズの復調がカギを握っているといっていいでしょう。
ただもし、このままタウンズの調子が上がってこなかった場合、オールスターに選出されない可能性も十分あると思います。
その場合は、今季新天地のトロント・ラプターズで復活をはたしたブランドン・イングラムが選ばれるかもしれませんね。
NBAオールスター2026 リザーブ予想選手
タイリース・マキシー(76ers)
タイリース・マキシー
フィラデルフィア・76ers
PG 188㎝ 91㎏
18試合出場
31.7得点 4.7リバウンド 7.5アシスト
いまやNBAを代表するスコアリングガードに成長したタイリース・マキシー。
NBA6シーズン目を戦う25歳は、今ノリにのっています。
11月30日現在マキシーの平均得点は、ドンチッチ、SGAに次ぐリーグ3位。
平均プレータイム40.0 分は堂々のリーグ1位です。
爆発的なスピードを生かしたドライブと、思い切りのいい3ポイントシュートで得点を量産しています。
昨シーズンケガのため自己最少となるシーズン52試合の出場に終わったマキシー。
前年オールスターに初選出されるなどブレイクを果たしていたマキシーでしたが、ケガ人が続出したチームの不振も重なり、苦しいシーズンとなりました。
迎えた今シーズン、マキシーは開幕戦から40得点を記録すると、その後も高得点を連発。
これまで76ersのエースとして活躍してきたジョエル・エンビードや、昨シーズンFAで獲得したポール・ジョージがケガの影響で本領を発揮できない中、新たなエースとしてチームを牽引しています。
今回スターターに予想した3人のガードとマキシーの違いは、チーム力。
現在イースト10位の76ersが順位をあげてくれば、マキシーがオールスターのスターターに初選出される可能性も十分にあると思います。
ジョシュ・ギディー(ブルズ)
ジョシュ・ギディー
シカゴ・ブルズ
PG 203㎝ 98㎏
17試合出場
20.5得点 10.0リバウンド 9.3アシスト
203㎝の高さをほこる大型ポイントガード、ジョシュ・ギディ。
現在23歳の若きオーストラリア産司令塔は、今シーズン才能を開花させています。
11月30日現在17試合に出場し、1試合平均20.5得点 10.0リバウンド 9.3アシストとほぼトリプルダブルのスタッツを残し、苦手としていた3ポイントシュートも1試合平均4.6本を打ち39.2%の高確率。
ギディーの活躍もあり、シカゴ・ブルズは誰も予想していなかった開幕5連勝を記録しました。
まあその後は5連敗もあり、現在9勝10敗でイースタンカンファレンス10位まで順位を落としていますが・・・。
それにしても今シーズンのギディーの覚醒はすさまじいですね。
2021年のNBAドラフト1巡目6位でオクラホマシティ・サンダーに指名されNBA入りしたギディー。
サンダーでは3シーズンにわたり、レギュラーシーズンでは出場した試合すべてスターターをつとめるなど、主力として奮闘しました。
しかし2024年のプレーオフではベンチに降格させられるなど、カンファレンスセミファイナル敗退の戦犯扱いされ、オフにアレックス・カルーソとの1対1のトレードでブルズに移籍。
昨シーズンは司令塔としてオールラウンドな活躍をみせました。
今年の夏にFAとなったギディーは、なかなか契約がまとまらずファンをやきもきさせましたが、4年1億ドル(約150億円)でブルズに残留。
今のところは、4年1億ドルが安く感じるほどの活躍を続けています。
ギディーにとって初めてのオールスター出場は、このままいくとほぼ間違いないでしょう。
ただでさえ強い世界選抜にオールラウンドなギディーまで加わると、いったいどんなスーパーチームになってしまうのでしょうか?
ノーマン・パウエル(ヒート)
ノーマン・パウエル
マイアミ・ヒート
SG 191㎝ 98㎏
16試合出場
24.7得点 3.8リバウンド 2.4アシスト
NBA10シーズン目の昨シーズン、クリッパーズでいきなり大ブレイクしたノーマン・パウエル。
マイアミ・ヒートに移籍してむかえた11年目の今シーズン、ベテランシューティングガードはさらなる大活躍をみせています。
エースのタイラー・ヒーローが左足首のケガで出場できない中、パウエルは3ポイントシュートを1試合平均6.8本打ちながら、成功率44.4%を記録するなど、圧倒的なシュート力で得点を量産。
昨シーズンを大きく上回る平均24.7得点を記録し、マイアミ・ヒートを牽引しています。
強靭な肉体とスピードを武器に1.3スティールを記録するなど、ディフェンスでも存在感をみせつけているパウエル。
チームリーダーのバム・アデバヨが自己最低のフィールドゴール成功率(45.5%)に苦しむ中、新たな武器として躍動しています。
ヒートが11月29日現在おおかたの予想に反して13勝7敗と大きく勝ちこし、イースタンカンファレンス4位につけているのは、パウエルの活躍が最大の要因といっていよいでしょう(ハイメ・ハケスJr.もすごいですが)。
昨年はおしくもオールスターに選ばれなかったパウエルですが、今シーズンこそはぜひ出場してほしいですね。
問題は同じシューティングガードで、チームのエースであるタイラー・ヒーローが復帰したこと。
もちろんチームとしては、ヒーローの復帰は嬉しいことですが、パウエルとのコンビネーションがどうなるのか、やや心配でもあります。
ヒーローが昨シーズンまでの得点力と勝負強さを発揮すれば、ヒートを代表してヒーローがオールスターに選ばれる可能性も十分ありますね。
パウエルにとって、オールスター出場への一番の障壁は、チームメイトのタイラー・ヒーローなのかもしれません。
ジェイレン・ジョンソン(ホークス)
ジェイレン・ジョンソン
アトランタ・ホークス
SF 203㎝ 99㎏
18試合出場
21.9得点 9.6リバウンド 7.3アシスト
アトランタ・ホークスのオールラウンダー、ジェイレン・ジョンソン。
彼もまた今シーズン大きな成長を見せている若手の一人です。
12月18日に24歳をむかえるジョンソンは、高い身体能力とスキル、そして広い視野をもつポイントフォワードとして、ホークスのピンチを救っています。
この夏ホークスは大胆な補強に動きました。
クリスタプス・ポルジンギス、ニキール・アレキサンダー・ウォーカー、ルーク・ケナードら実績のある選手たちを獲得し、エースで司令塔をつとめるトレイ・ヤングを中心に優勝することを目標に開幕をむかえます。
トレイ・ヤングの契約は今シーズンかぎり。
ヤングと同じ2018年ドラフト組ではシェイ・ギルジャス・アレキサンダー、ルカ・ドンチッチ、ジャレン・ジャクソンJr.らがこの夏大型契約を結びましたが、ヤングにはまだホークスからの契約オファーは届いていません。
ホークスは大型補強を行った今シーズンの結果をみて、ヤングとの契約を継続するのか、放出するのか、トレードに出すのかを判断すると予想されていました。
しかしシーズン開幕から5試合目のブルックリン・ネッツ戦でヤングが右足を痛め長期離脱となる大ピンチをむかえます。
このピンチを救ったのが、ジェイレン・ジョンソンでした。
昨シーズンの1試合平均5.0アシストから今シーズンは7.3に大幅に上昇させ、得点、リバウンドにくわえゲームメイクでもチームの勝利に貢献。
司令塔ヤングの穴をうめるゲームメイクのセンスをみせながら、持ち前の豪快なダンクでも観客を魅了しています。
苦手としていた3ポイントシュートも39.1%の高確率で沈め、フィールドゴール成功率は54.4%とこちらも自己最高。
ディフェンスでも1.7スティールを記録するなど、エース不在の穴を埋めてあまりある活躍を続けています。
初めてのオールスター出場は、ケガさえなければ確定でしょう。
まあジョンソンの活躍でトレイの放出が現実味をおびてきたことは少し寂しいですが・・・。
スコッティ・バーンズ(ラプターズ)
スコッティ・バーンズ
トロント・ラプターズ
PF 201㎝ 108㎏
20試合出場
20.0得点 8.1リバウンド 5.0アシスト
今シーズンのサプライズチーム、トロント・ラプターズの心臓、スコッティ・バーンズ。
高いスキルとフィジカルを武器にオフェンスの要となり、ディフェンスでも敵の脅威となる万能プレイヤーです。
オールスターに選出された2023-24シーズンなみに好調を維持しているバーンズですが、当時と大きく違うのはシュート成功率。
FG47.5%⇨51.9% 3P34.1%⇨39.7% FT78.1%⇨85.9%と、すべて今シーズンの方が大幅にアップしています。
特に3ポイントシュート成功率は、昨シーズン27.1%でしたから、何があったのか心配になるレベルで急上昇しています。
昨シーズンチームに加わったものの、ケガのため出場機会がなかったブランドン・イングラムが開幕から元気に暴れまわっていることもあり、ラプターズは11月29日現在14勝5敗でイースタンカンファレンス2位と大躍進。
昨シーズンはシュートの不調もあり批判が集まっていたバーンズですが、イングラムの加入で得点面でのプレッシャーが減り、のびのびとプレーしている印象があります。
ベテランの風格があるバーンズですが、まだ24歳の若手プレイヤー。
これからどんな成長をとげていくのか、本当に楽しみな選手です。
ラプターズの快進撃が2月まで続くのであれば、イングラムと二人でオールスターに出場する可能性も高いかと思います。
エバン・モーブリー(キャブス)
エバン・モーブリー
クリーブランド・キャバリアーズ
PF 211㎝ 98㎏
19試合出場
18.7得点 8.9リバウンド 4.1アシスト
昨シーズンディフェンシブ・オブ・ザ・イヤーを受賞した、キャブスの若き守護神エバン・モーブリー。
今シーズンはオフェンス面でも大きく飛躍することを期待されていました。
ただ今のところ期待された成長をみせることはできていません。
司令塔のダリアス・ガーランドが開幕から欠場を続けていたこともあり、モーブリーの得点力アップが期待されたのですが、今のところ昨シーズン(18.5得点)とほぼ変化はなし。
フィールドゴール成功率は昨シーズンの55.7%から今シーズンは49.0%と、大きく落ちこんでいます。
3ポイントシュート成功率が昨シーズンと同じ37.0%であることを考えると、2ポイントシュートの成功率の低下が激しいですね。
ネガティブなことを書いてしまいましたが、NBA最強ディフェンダーの一人であることは間違いありませんし、平均18.7得点は十分合格点をあげられる数字です。
ただモーブリーの能力はこんなもんじゃない感がすごいんですよね。
まだまだ大化けする可能性を秘めている選手だと思います。
個人的には立ち姿がかっこよくて好きな選手です。
細くてすらっとしてて、クリス・ボッシュに通じるかっこよさがありますね。
昨シーズン球団記録となる64勝をあげたキャブスでしたが、今シーズンは現在12勝8敗でイースタンカンファレンス6位。
ここから浮上するためには、ケガ人の復帰とモーブリーの成長が欠かせないでしょう。
ジェイレン・デューレン(ピストンズ)
ジェイレン・デューレン
デトロイト・ピストンズ
C 208㎝ 113㎏
17試合出場
19.5得点 11.8リバウンド 2.0アシスト
今シーズンNBAでもっとも想像を超えるブレイクをしたのは、このジェイレン・デューレンなのかもしれません。
センターとしてはややサイズ不足ではあるものの、爆発的なジャンプ力と強靭なフィジカルを武器に、ゴール下を支配しています。
恐ろしいのは、先日11月18日に22歳になったばかりというその若さ。
自分より一回り年上の選手にも、平気で放送禁止用語を浴びせるなど、気の強さも折り紙付きです。
デュ―レンの気の強さとディフェンスに全力で取り組む姿は、ピストンズが1989年、1999年に2連覇をはたした時の『バッド・ボーイズピストンズ』を思いださせてくれますね。
当時のセンター、ビル・レインビアは当時では珍しい3ポイントシューターでしたが、デューレンの今シーズンの3ポイントシュート試投数は0。
ビッグマンにも3ポイントシュートが求められる現代NBAにあらがうように、インサイドで躍動するデューレンは、なんだか応援したくなる選手です。
とにかく圧倒的な迫力のダンクは衝撃的ですね。
司令塔ケイド・カニングハムとのコンビで、アリウープを次々とたたきこむデューレン。
最強のブルーワーカーは、ピストンズが優勝を目指すためのキーマンと言っていいでしょう。
まとめ
今回はちょっと早すぎるNBAオールスター2026の出場者予想(イースト編)を行ってきました。
イースタンカンファレンスは4人が初出場と、フレッシュな顔ぶれとなりました。
正直ウエストに比べるとスターパワーでは劣ってしまいますが、今シーズン印象的な活躍をしている選手が多いですね。
ウエストはスーパースターが多すぎて、よっぽど活躍しないとオールスターに選ばれることはありませんから。
わたくしリトル的には、今回挙げた選手の名でノーマン・パウエルに一番出場してほしいのですが・・・。
キャリア11年目32歳の仕事人に、スポットライトを浴びせたいんですよ。
はたして思いは通じるのか?
まだまだオールスターまでには時間があるので何が起こるのかはわかりませんが、とにかく選手たちにはケガなく過ごしてほしいですね。
そして少しでもわたくしの早すぎる予想が当たるよう、祈っておきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。

