【ルカ・ドンチッチvsラリー・バード】バスケの天才2人 どちらが優れているのか

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2022年の年末に、超ド級のニュースが飛び込んできました。

日本時間12月28日に行われたニューヨーク・ニックス戦で、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)が60得点 21リバウンド 10アシストの驚異的なトリプルダブルでチームを勝利に導く大活躍(126ー121)。

しかも、第4クオーター残り26.8秒で9点のビハインドを背負った状態から奇跡の逆転というおまけつき。

第4クオーター残り4.2秒3点のビハインドを負った状態で、ドンチッチはフリースロー2本を獲得。

決して得意ではないフリースローの1本目を決めると、2本目はわざとリングに当てて外し、自分でリバウンドを奪い、同点に追いつくショットを決める、漫画のような大活躍でした。

さらに、日本時間1月1日のサンアントニオ・スパーズ戦でも、51得点 6リバウンド 9アシストで、チームを1点差の勝利に導いています。

ちなみに、直近5試合のドンチッチの記録をまとめると・・・

12/24 対ロケッツ  50得点  8リバウンド  10アシスト
12/26 対レイカーズ 32得点  9リバウンド  9アシスト
12/28 対ニックス  60得点 21リバウンド  10アシスト
12/30 対ロケッツ  35得点 12リバウンド 13アシスト 

1/1  対スパーズ  51得点  6リバウンド  9アシスト

もう漫画やゲームの世界すら超越しています。

バグっていますね。

決して身体能力は高くなにのに、とんでもないバスケIQとシュート力、そして圧倒的な勝負強さで、NBAに革命を起こし続けているドンチッチは、しばしばあるレジェンド選手と比較されています。

ボストン・セルティックスの不動のエースで、初代ドリームチームメンバーでもあった、ラリー・バードです。

今回は、「ルカ・ドンチッチVSラリー・バード」2人のスーパースターどっちが優れているのかを、NBAファン歴35年のわたくしリトルがかってに語ります。

目次

結論:ドンチッチVSバード 勝者はラリー・バード(いまのところ)

タイトルにもあるように、わたくしリトルのジャッジでは、勝者ラリー・バード

ただ、(いまのところ)の注釈がつきます。

とにかく二人とも、バスケの世界でいうと天才です。

若いNBAファンはラリー・バードのすごさを知らないと思いますし、最近のNBAは観てないというオールドファンは、ドンチッチって名前だけは聞くなあって人もいるかと思います。

まずは二人のプレーをご覧ください。

まずはドンチッチが60得点トリプルダブルを達成したニックス戦のハイライト。

次にラリー・バードの60得点試合のハイライト(対アトランタ・ホークス)です。

主にマッチアップしているホークスの背番号21の選手は、当時のスーパースター「ヒューマン・ハイライトフィルム」と呼ばれたダンク王、ドミニク・ウィルキンスです。

いかがでしたでしょうか?

ドンチッチのプレーは、強靭な体幹(ムチムチですが)と、圧倒的なテクニックで次々と得点やアシストを量産していきます。

バードは、一見不器用そうにみえて、信じられないシュート力で、「それが入るの?」と言いたくなるプレーを連発。

ドンチッチと同じく広い視野とテクニックで、アシストも量産し、チームを勝利に導く選手でした。

では、2人の対決を、「ラリー・バードの勝利(いまのところ)」とした理由を考察していきましょう。

ドンチッチvsバード 4年目までの成績

ドンチッチはバスケのすべてを知りつくしたベテランのようなプレーをしますが、まだNBA5シーズン目に挑んでいる23歳の若者です。

ここでは、デビューから4シーズン目までのドンチッチとバードの成績を比べてみます。

まずはドンチッチ。

1年目 21.2得点 7.8リバウンド 6.0アシスト
2年目 28.8得点 9.4リバウンド 8.8アシスト
3年目 27.7得点 8.6リバウンド 8.0アシスト
4年目 28.4得点 9.1リバウンド 8.7アシスト

デビューから4年間の成績では、NBAの歴史上もっとも完成された選手なのではないでしょうか?

次にラリー・バード。

1年目 21.3得点 10.4リバウンド 4.5アシスト
2年目 21.2得点 10.9リバウンド 5.5アシスト
3年目 22.9得点 10.9リバウンド 5.8アシスト
4年目 23.6得点 11.0リバウンド 5.8アシスト

バードも新人とは思えない数字をのこしています。

ドンチッチがポイントガード、バードはスモールフォワードとポジションに違いはありますが、どちらもオールラウンドな選手であることがわかりますね。

ただ、デビューから4年間の成績では、ドンチッチが異次元すぎます。

MVPをとっても文句ない成績ですね。

ドンチッチvsバード ベストシーズンの成績

次に、2人のベストシーズンの成績を比較しましょう。

ドンチッチのベストシーズンは、まさに今シーズンです。

1月2日現在、37試合を終了した時点でドンチッチは34試合に出場し、1試合平均34.2得点と、とんでもない数字をたたき出しています。

しかし、比較するには1シーズン通した記録でないと不公平になるので、ドンチッチは昨シーズンの記録(2021-22シーズン)とします。

バードに関しては、MVPを1983-84シーズンから3年連続MVPを獲得していますが、ベストシーズンは、平均得点が1番高い1987-88シーズンとします。

翌シーズンからは激しい腰痛に苦しめられるようになったバードにとって、圧倒的な力を見せつけた最後のシーズンでした。

ドンチッチ(2021-22)
28.4得点 9.1リバウンド 8.7アシスト FG 51.1% 3P 35.3%

バード  (1987-88)
29.9得点 9.3リバウンド 6.1アシスト FG 52.7% 3P 41.4%

どちらも素晴らしい記録ですが、ドンチッチは4シーズン目の成績、バードは9シーズン目の成績ということを考えると、ドンチッチの末恐ろしさを感じます。

得点はバードの方が高いものの、今シーズン(2022-23シーズン)のドンチッチは、1月2日時点で1試合平均34.2点。

単純な得点力は、ドンチッチに分があるとも考えられます。

アシストに関しては、ポジションの違いもありますが、ドンチッチがリード。

3ポイントシュートの確率は、バードがリードしています。

ただ、ベストシーズンのスタッツに関しては、明らかな優劣をつけるのは難しいですね。

ドンチッチvsバード チームに与えた影響力

今度は、2人がチームに加入して、成績がどのようにチーム成績が変化したかをみていきましょう。

まずはドンチッチがダラス・マーベリックスに加入する前のシーズンと加入してからの3シーズンのチーム成績の変化をみていきます。

ダラス・マーベリックス
ドンチッチ加入前(2017-18シーズン)⇨ 加入後3シーズン
24勝58敗 ⇨ 33勝49敗・43勝32敗・42勝30敗

ルーキーシーズンに前年から9勝アップ。

その後、安定してプレーオフに進む強豪チームとなっています(2019-20、2020-21シーズンは新型コロナの影響で短縮シーズン)。

次にバードがボストン・セルティックスに加入する前のシーズンからの、成績の変化をみていきましょう。

ボストン・セルティックス
バード加入前 (1978-79シーズン)⇨ 加入後3シーズン

29勝53敗 ⇨ 61勝21敗・62勝20敗・63勝19敗

えげつないほどバードの加入でチーム力がアップしているのがわかります。

バードがセルティクスに、そしてNBAに与えた衝撃は、すさまじいものでした。

当時のNBAは、今からは想像できないほど危機的な状態でした。

選手の薬物とアルコールのスキャンダルはあとをたたず、観客数は減少、テレビ視聴率も下がる一方で、リーグ存続の危機にありました。

そんなNBAを救ったのが、ラリー・バードとマジック・ジョンソン、2人のスーパースターの登場だったのです。

チームのみならず、NBA全体に与えた影響力を考えると、ここはラリー・バードが一歩リードといえるでしょう。

ドンチッチvsバード 受賞・タイトル

最後に、ドンチッチとバード、それぞれが勝ち取った受賞・タイトル歴についてまとめます。

まずはドンチッチ。

ユーロリーグチャンピオン(レアル・マドリード 2018)
ユーロリーグMVP(2018)

NBA新人王(2019)
オールNBAファーストチーム ×3回(2020ー2022) 
NBAオールスター選出 ×3回(2022ー23)

19歳の時に、ヨーロッパリーグでレアルをチャンピオンに導き、自身はMVPを獲得。

翌年ダラス・マーベリックスにドラフト3位で指名されると、新人王を獲得。

翌年から3年連続でオールスターに選ばれ、オールNBAにも3年連続で選出されています。

獲得できる栄誉はほぼすべて獲得していますね。

残るはNBAチャンピオンとMVP。

ドンチッチが今後大きなケガをしない限り、NBAチャンピオン、MVPとも間違いなく獲得するでしょう。

次にラリー・バード。


NBAチャンピオン ×3回(1981 1984 1986)
NBAファイナルMVP ×2回(1984 1986)
NBAシーズンMVP ×3回(1984ー1986)
NBA新人王(1980)
オールNBAファーストチーム ×9回(1980ー88)
NBAオールディフェンシブ・セカンドチーム ×3回(1982ー84)
NBAオールスターMVP(1982)
NBAオールスター選出 ×12回(1980ー88 1990ー92)
NBAスリーポイントコンテストチャンピオン(1986ー88)

NBA50周年記念オールタイムチーム
NBA75周年記念チーム
NBA生涯功労賞
ボストン・セルティックス永久欠番 33番

3回のNBAチャンピオンをはじめ、ほぼすべてのタイトルを獲得しているといっても過言ではないです。

NBAの歴史の中で、最も影響力のあった選手を3人選ぶとしたら、ラリー・バード、マジック・ジョンソン、マイケル・ジョーダンだと思います。

なんといっても、この3人がいなければ、NBAの現在の盛り上がりはなかったかもしれないのですから。

ラリー・バードの存在は、ボストン・セルティックスを強豪チームに押し上げただけでなく、NBAというリーグを、大金を稼げる人気コンテンツにまで変えてしまったのです。

最後に、NBA Rakutenで放送された、ラリー・バードの「レジェンドストーリー」をご覧ください。

スピードはなく、見るからに不器用。

しかし、とんでもないバスケットIQで、ゲームを変えてしまったと言われるバードの凄さが、少しでも伝わると嬉しいです。

まとめ

ルカ・ドンチッチの能力は、長いNBAの歴史の中でも、特別なものです。

このまま大きなケガなく成長していければ、マイケル・ジョーダンやレブロン・ジェームズなどと肩を並べ、GOAT(グレーテスト・オブ・オール・タイム:史上最高の選手)論争に上がってくる選手となるでしょう。

ただ、まだドンチッチは勝ち取っていないのです。

NBAでは、チャンピオンリングを勝ち取るために激しい戦いが繰り広げられています。

チャンピオンを勝ち取ったチームだけが称えられ、ファンの記憶に留められる世界です。

私が、ドンチッチvsバードを、「勝者バード(いまのところ)」としたのは、そこにあります。

3回のNBAチャンピオン、2回のファイナルMVP、3年連続のシーズンMVPを勝ち取り、NBAを人気リーグに押し上げたラリー・バード。

ドンチッチのバスケットボールの能力は、すでにバードを超えているかもしれません。

ただ、チームメイトの能力までを引き上げ、戦うリーダーとして勝利をつかむ力は、まだまだバードには及ばないと考えます。

今後ドンチッチがダラス・マーベリックスのリーダーとして、チャンピオンリングを手にすることができれば、レジェンド・ラリー・バードを完全に超えてしまう日が来るかもしれません。

わたくしリトルは、「ついにドンチッチがバードを超えた!」と言える日を楽しみにしています。

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