【エース編】最高のスタートをきった選手ベスト5 ヨキッチ ウェンビーetc

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NBA2025-26シーズンが開幕して、もうすぐ1か月。

今シーズンも最高のエンターテイメントが繰りひろげられています。

世界中からバスケットボールの超人が集まるNBAの中でも、突出した実力をもつ各チームのエースたち。

そんなエースの中でも、特に今シーズン最高のスタートを切った異次元のプレイヤーを、紹介したいと思います。

私たちファンの想像を超えた活躍をみせるスーパースター5人について語っていきましょう。

それではレッツラゴー!

目次

スタートダッシュに成功したエースプレイヤー ベスト5

NBAを37年間観つづけてきたわたくしリトルが選んだ「スタートダッシュに成功したエースプレイヤー ベスト5」を発表します。

今回の選出条件は開幕から現在まで「想像を超える活躍を見せている」エースプレイヤーです。

「まあこれぐらいは活躍するだろうな」の範囲のプレイヤーは選考外になっていますので、ご了承ください。

2025-26スタートダッシュに成功したエースプレイヤー ベスト5
二コラ・ヨキッチ(ナゲッツ)
ビクター・ウェンバンヤマ(スパーズ)
ケイド・カニングハム(ピストンズ)
タイリース・マキシー(76ers)
ヤニス・アデトクンボ(バックス)

リトルが選ぶ2025-26シーズン、最高のスタートを切ったエース5人です。

いずれも予想以上の活躍を続けている選手たちですね。

今回選出しなかった選手の中には、リーグ首位を走るサンダーのエース、シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)や、レイカーズのエース、ルカ・ドンチッチ、そして予想以上にがんばっているサンズのエース、デビン・ブッカーなどがあげられます。

SGAがMVPクラスの大活躍を続けているのはわかるのですが、彼の場合はまあ当初の予想どおりの活躍ですから、今回は外しています。

MVPクラスの活躍をして「予想どおり」というのが恐ろしいところですが・・・。

ドンチッチは開幕戦で43得点、2戦目で49得点と爆発したものの、ケガで4試合欠場していることと、11月12日のサンダー戦がひどかったため、リストから外しています。

ブッカーは本当にがんばっていますね。

正直リストに入れようと思ったのですが、ほかの選手の方が強かったため、今回は除外させてもらいました。

それでは早速一人ひとりみていきましょう。

ちなみにスタッツは2025年11月15日現在のものです。

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二コラ・ヨキッチ(ナゲッツ)

二コラ・ヨキッチ スタッツ
2025-26
11試合 平均33.9分出場
28.8得点 13.1リバウンド 10.9アシスト
FG68.4% 3P41.7% FT85.9%

すでにシーズンMVPを3度受賞している史上最強のオールラウンドセンター、二コラ・ヨキッチ。

異次元の活躍を続けるナゲッツの不動のエースは、今シーズンもファンの期待を大きく上回るさらに異次元の活躍を続けています。

開幕から5試合連続でトリプルダブルを記録。

この5試合での平均得点は20.4得点とヨキッチにしては控えめでしたが、その後は30点台を連発し、11戦目のクリッパーズ戦では55得点と爆発しています。

わたくしリトルが37年間NBAを観つづけてきた中で、今がもっともスター選手が豊富な時代だと思います。

昔のNBAはジョーダンやバークレーなど、スーパースターはいましたが、今のように全チーム化け物みたいなスター選手がいるようなことはありませんでしたから。

そんなスターだらけの現代NBAでも、ヨキッチの能力は突出しています。

昨シーズン史上3人目、ビッグマンとしては初のシーズントリプルダブルを記録。

平均得点はリーグ3位(29.6)、リバウンドはリーグ3位(12.7)、アシストもリーグ2位(10.2)、スティールまでリーグ2位(1.8)と異次元の活躍をみせ、史上最高のオールラウンダーぶりを発揮し「もうこれ以上のシーズンはないだろう」と思っていたのですが・・・

今シーズンはまだ1か月たってはいないものの、想像のさらに上をいくオールラウンダーぶりを発揮していますね。

もう手のつけようがありません。

リバウンドとアシストはリーグトップを走り、得点も徐々に上がってきています。

注目すべきはシュート効率の高さ。

11月15日現在のシュート成功率をまとめると、FG68.4% 3P41.7% FT85.9%と、えげつないことになっています。

これだけの決定力で平均30得点超えを連発しながら、リバウンドとアシストはリーグトップ。

ヨキッチはもうモンスターになってしまいました。

シーズンMVPを3回受賞し、2023年にはファイナルMVPを受賞しているヨキッチ。

もうハードルは上がり切っているはずですが、今年も楽々とそのハードルの上を通過しているところが恐ろしいところですね。

ナゲッツが好調を維持しているのも当然です。

チームにはブルース・ブラウンやティム・ハーダウェイJr.ら攻撃力の高いベンチプレイヤーが加入し、ヨキッチのパスもよりさえわたっています。

なんといってもヨキッチの控えにベテランのヨナス・バランチュナスが加わったことで、しっかり休めるようになったことが、良い結果につながっていますね。

今シーズン、ヨキッチの異次元の活躍がつづくようであれば、デンバーが2回目のNBAチャンピオンに輝くのも夢ではないでしょう。

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ビクター・ウェンバンヤマ(スパーズ)

ビクター・ウェンバンヤマ スタッツ
2025-26
12試合 平均34.7分出場
26.2得点 10.9リバウンド 4.0アシスト
FG50.2% 3P34.5% FT85.7%

ついに本当の姿をあらわしたエイリアン、ビクター・ウェンバンヤマ(ウェンビー)。

ルーキーシーズン(2023-24)から平均21.4得点 10.6リバウンド 3.6ブロックと大活躍をみせ、2年目の昨シーズンは右肩に血栓ができた影響で46試合の出場にとどまったものの、リーグ1位の総ブロック数を記録し規定の出場試合数を満たさずブロック王になるなど、規格外の活躍を続けてきました。

ただ所属するサンアントニオ・スパーズはなかなか勝てず、22勝、34勝とプレーオフにはほど遠い状況が続いていましたね。

「ウェンビーでは勝てないのではないか?」という声も聞こえてきていましたが、今シーズンエイリアンは本当の恐ろしさをみせつけています。

開幕戦で40得点 15リバウンド 3ブロックを記録しダラス・マーベリックスを33点差で下すと、2戦目のペリカンズ戦では29得点 11リバウンドに驚異の9ブロックを記録し、オーバータイムの末チームを勝利に導きました。

その後もスパーズの不動のエースとして活躍を続け、チームも8勝4敗、11月15日現在ウエスタンカンファレンス6位と好調を維持しています。

もう反則です。

今シーズン登録身長が226㎝と、昨シーズンまでより2cm高くなったウェンビー。

この身長と244㎝と言われるとんでもないウイングスパン(両手を広げた長さ)をもつウェンビーが、ガード並みのスキルとスピードをもつのですから、相手はたまったものではないですよね。

ウェンビーのブロックに飛ぶ速さは尋常ではありません。

ガードの選手が完全にスピードでぶち抜いても、レイアップに行ったときには後ろから手がのびてきてボールをはじき出され、パスを受けたビッグマンがゴール下でダンクにいっても、予期せぬスピードでウェンビーの手が現れ、ブロックされてしまいます。

先日書いた「【2025-26】NBAスタッツリーダー大予想 得点王は?ブロック王は!」という記事の中でもブロック王だけは、対抗、大穴なしでウェンビー一択予想としていましたが、間違いないようですね。

最優秀守備選手賞も、ケガがなければウェンビーに決まりでしょう。

今シーズンのウェンビーが最も進化しているのは、試合の流れを読む力。

昨シーズンまではあまり確率のよくない3ポイントシュートを、自分のタイミングでポンポン打って流れを失うことが多々ありましたが、今シーズンはインサイドで効率よく得点する場面が増えています。

昨シーズン1試合平均8.8本(35.2%)打っていた3ポイントシュートを、今シーズンは4.8本(34.5%)におさえているウェンビー。

無理な3ポイントシュートを控えているため、フィールドゴール成功率は昨シーズンの47.6%から50.2%へと大きくアップしています。

インサイドで勝負するウェンビーは止めようがありませんから。

問題はケガだけですね。

ウェンビーが1シーズン健康を維持することができれば、スパーズにとって7シーズンぶりのプレーオフ進出は現実となるでしょう。

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ケイド・カニングハム(ピストンズ)

ケイド・カニングハム スタッツ
2025-26
11試合 平均37.0分出場
27.5得点 5.4リバウンド 9.9アシスト
FG43.6% 3P28.8% FT80.2%

今シーズンイースタンカンファレンスでトップを走っているデトロイト・ピストンズ。

昨シーズンから指揮をとるJB・ビッカースタッフHCのもと若手が躍動し、2シーズン前にはNBA最弱チーム(14勝68敗)だったとは思えない強さを発揮しています。

そんなピストンズの司令塔にして不動のエースが、ケイド・カニングハム。

若干24歳のケイドは、ここまで平均27.5得点 9.9アシストと、ピストンズのエース、そして司令塔として支配的な活躍を続けています。

現地時間11月10日、オーバータイムにもつれこんだワシントン・ウィザーズ戦では、46得点 12リバウンド 11アシストのトリプルダブルを記録し、チームを勝利に導きました。

すばらしい個人技と、優れた戦術眼でゲームの流れを読み、的確なアシストを出す現在のケイドは、自身に満ちあふれています。

ただ問題点もあります。

シュート効率の低さです。

今シーズンのフィールドゴール成功率は43.6%、3ポイントシュートの成功率はわずか28.8%にとどまっています。

前述のワシントンウィザーズ戦でも、シュートを45本も放ちながら、成功はわずか14本(FG31.1%)。

1試合でシュートを31本外したケイドですが、これはコービー・ブライアントが記録した1試合30本のシュートミスを上まわる、NBA記録となりました。

シュートが入らず打ち続けることは批判の対象にもなりえますが、この試合46得点をあげ、的確なアシストでチームを勝利に導いたケイドには賞賛の声が集まっています。

ピストンズのエースとしての覚悟がみえたからです。

2021年のNBAドラフト1巡目全体1位で指名され、大きな期待をあつめていたものの、チームは3年連続でリーグ最下位を争い、個人としてもケガが多く不完全燃焼がつづいていたケイド。

NBA4年目の昨シーズンようやくプレーオフに進み、注目をあつめてむかえた今シーズン、攻守両面でリーダーとしての覚悟をみせ、鬼気迫る活躍を続けています。

これまでのやや弱気になっていたケイドの姿はもうありません。

積極的にシュートを放ち、味方を信じてパスを出し、相手に一瞬の隙があればボールを奪い、ブロックショットまで決める、獅子奮迅の活躍でチームを牽引しています。

デトロイト・ピストンズが強かった時代には、常に優秀な司令塔がいました。

バッド・ボーイズ時代のアイザイア・トーマス。

そして2005年の優勝時にはチャウンシー・ビラップス。

偉大な先輩たちに続き、リーダーとしてチームをNBAファイナルに導けるか?

今シーズンのカニングハムには、その覚悟がみえています。

ここ2試合を欠場しているカニングハムですが、ケガが長引かないことを祈っています。

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タイリース・マキシー(76ers)

タイリース・マキシー スタッツ
2025-26
12試合 平均40.3分出場
32.0得点 5.1リバウンド 7.8アシスト
FG45.4% 3P41.8% FT88.4%

昨シーズン積極的に補強に動いたもののケガ人が続出し、まさかのイースト13位(24勝58敗)に終わったフィラデルフィア・76ers。

チームの大エース、ジョエル・エンビードは昨シーズンわずか19試合の出場に終わり、今シーズンは時間制限をしながらなんとかプレーしている状況ですが、もう一人のオールスタープレイヤー、ポール・ジョージは今シーズンまだ1試合もプレーできていません。

そんな中76ersの新エースとして爆発しているのが、タイリース・マキシーです。

リーグ6年目、25歳になったばかりのマキシーは、2023-24シーズンオールスターに初選出されたものの、昨シーズンはケガにより52試合の出場にとどまり、不完全燃焼に終わりました。

それでもポイントガードとして平均26.3得点 6.1アシストを記録するなど、コートに立てば圧倒的なスピードとシュート力で、違いをみせつけます。

そんなマキシーが、今シーズンは開幕から圧倒的な存在感を示しています。

ボストン・セルティックスとの開幕戦でいきなり40得点をあげ司令塔として試合をコントロール。

チームを1点差の勝利に導くと、その後も30得点以上を連発し、76ersの新エースとして活躍を続けています。

マキシーのプレーを観ていると76ersのレジェンド、アレン・アイバーソンを感じるんですよね。

身長はマキシーが188㎝と、183cmのアイバーソンより少し大きいのですが、果敢にドライブする姿や、強気なシュートは、かつての小さな巨人につながるところがあります。

マキシーには、偉大な先輩の素行はマネしてほしくないですが(笑)。

これまでジョエル・エンビードを中心にチームを構築してきた76ersですが、今シーズンからはマキシーが中心となっていくでしょう。

今シーズンの平均32.0得点は11月15日時点でリーグ3位。

平均出場時間40.3分はぶっちぎりのリーグトップです。

7.8アシストと5.1リバウンドはともに自己最高と、完全に一皮むけた感のあるマキシー。

若き攻撃型司令塔は76ersをふたたびプレーオフに導くことができるのか、要注目です。

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ヤニス・アデトクンボ(バックス)

ヤニス・アデトクンボ スタッツ
2025-26
11試合 平均33.5分出場
32.6得点 11.5リバウンド 7.3アシスト
FG63.2% 3P47.1% FT62.2%

ミルウォーキー・バックス一筋13シーズン目のスーパースター、ヤニス・アデトクンボ。

これまでシーズンMVP2回、ファイナルMVP1回、オールNBA9回(1st×7 2nd×2)、最優秀守備選手賞に1回選ばれるなど、数々の栄光を勝ちとってきたモンスターです。

そんなヤニスが、今シーズンはさらに化け物ぶりを発揮しています。

過去9シーズン連続プレーオフ進出、2021年にはNBAチャンピオンとなるなど、東の強豪として君臨してきたバックスですが、オフシーズンにプレーオフでアキレス腱を断裂したデイミアン・リラードをバイアウト。

その後の補強も十分とは言えず「今年のバックスはヤニスが爆発しないと難しいなあ」と言われていました。

11月15日現在、ヤニスは爆発しています。

バックスが8勝5敗と勝ち越しているのは、間違いなくヤニスの獅子奮迅の活躍によるものです。

ここまでの平均32.6得点はリーグ1位。

この32.6得点にくわえ、7.3アシストも自己最高ペースです。

正直今シーズンのバックスには、昨年までのリラードのような得点力の高い選手がいません。

そのため、ヤニスは自己最高ペースとなる1試合で20.3本のシュートを試投しています。

シュートを自己最高のペースで打ちつづけているヤニスですが、恐るべきはその成功率。

今シーズンのヤニスのフィールドゴール成功率は63.2%と自己最高を記録しています。

これまでヤニスの弱点と言われていた3ポイントシュートも成功率47.1%と、思いっきり上振れしている状態です。

まあここはいずれ収束していくと思われますが、苦手な3ポイントシュートは1試合平均1.5本の試投にとどめ、得意なドライブやインサイドで勝負をするヤニスにはもう穴がないといっていいでしょう。

しいていえばフリースローの確率があいかわらずなところくらいですね。

ただ心配なのはヤニスの健康状態。

あまりにもヤニスにかかる負担が大きすぎて、プレーオフに進む頃にはスタミナが残っているのか心配です。

現在バックスにはヤニスを放出してチーム再建にむかうという噂も飛びかっています。

はたしてヤニスは今シーズンバックスのエースとして活躍をつづけるのか、噂されるニューヨーク・ニックスで優勝に貢献するのか、それとも・・・。

ヤニスにとって運命を決めるシーズンとなるかもしれません。

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まとめ

今回は2025-26シーズンのNBAで開幕から大活躍をつづけるスター選手について語ってきました。

各チームのエースの中から5人を選出しましたが、いかがだったでしょうか?

どの選手も期待を上まわる化け物ぶりを発揮してるスーパースターたち。

本当に現在のNBAは、歴史上もっともスター選手が豊富な時代だと思います。

熱戦が続いているNBAですが、今シーズンは特にケガ人が多く、各チーム悩ましい状況が続いています。

選手たちにはぜひ健康を維持し、スーパープレイの数々で我々ファンを楽しませ続けてほしいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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