シェイ・ギルジャス・アレキサンダー優勝までの物語 成績 特徴

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2024-25シーズンのNBAはオクラホマシティ・サンダーの優勝で幕を閉じました。

一瞬のスキも見逃さない緊張感のあるディフェンスで相手のターンオーバーを量産し、確実に得点につなげるスタイルは、NBAの新しいトレンドとなるでしょう。

圧倒的な強さをみせつけたオクラホマシティ・サンダーの象徴が「SGA」ことシェイ・ギルジャス・アレキサンダーです。

今回はメチャメチャバスケが上手いSGAについて、語っていきたいと思います。

それではレッツラゴー!

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目次

SGA 基本情報

シェイ・ギルジャス・アレキサンダー基本情報
本名 シェイボンテ・エイシャン・ギルジャス=アレキサンダー
愛称   SGA
ポジション PG/SG
背番号  2
生年月日 1998年7月12日
出身地  カナダ オンタリオ州トロント
サイズ  198㎝ 88㎏
出身校  ケンタッキー大学
ドラフト 2018年 1巡目全体11位


受賞歴
NBA優勝(2025)
NBAシーズンMVP(2025)
NBAファイナルMVP(2025

NBAウエスタンカンファレンスファイナルMVP(2025)
オールNBA1stチーム(2023-25)
NBA得点王(2025)

NBAの顔の一人となったSGA。

圧倒的なテクニックを武器にNBAを席巻しています。

2024-25シーズンはSGAの年だったといっても過言ではないでしょう。

初の得点王に輝き、レギュラーシーズンMVP、ウエスタンカンファレンスMVP、ファイナルMVPと、個人の栄誉をすべて手にした感があります。

シーズントリプルダブルを達成した二コラ・ヨキッチとの激しいシーズンMVP争いはありましたが、今シーズンにかぎってはSGAとサンダーの勢いが突出していましたね。

あまり派手なプレイヤーではないのですが、3年連続のオールNBA1stチーム入りは、すばらしい偉業です。

2018年のNBAドラフト1巡目全体11位でロサンゼルス・クリッパーズに指名されたSGA。

まさかここまでビッグになるとは、夢にも思っていませんでした。

攻守に老獪なプレーをみせるSGAですが、今年の7月に27歳になる、まだまだこれからの選手。

今後どんな進化をとげていくのか、メチャクチャ楽しみです!

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SGA 成績・スタッツ

SGA 通算(2018-25)NBAレギュラーシーズンスタッツ
462試合 平均33.1分出場
24.4得点 4.8リバウンド 5.1アシスト 1.4スティール
FG50.1% 3P35.5% FT86.2%


SGA 2024-25 レギュラーシーズンスタッツ
76試合 平均34.2分出場
32.7得点 5.0リバウンド 6.4アシスト 1.7スティール
FG51.9% 3P37.5% FT89.8%

NBA7シーズン目でついにNBAの頂点に立ったSGA。

ポイントガードで1試合平均32.7得点は恐ろしいですね。

変幻自在のドライブからみせる多彩なフィニッシュは芸術的といってもいいでしょう。

スピードに頼るのではなく、相手ディフェンダーとの駆け引きから一瞬のスキをついたプルアップジャンパーや、左右どちらの手でも決めきるレイアップなどを武器に、高い確率で得点を奪ってしまいます。

まさに「ヌルヌル」とゴール下に侵入する姿は、ターミネーター2に出てくるT-1000を思いおこさせますね(笑)。

決して得意ではない3ポイントシュートも、今シーズンは37.5%とまずまずの確率で沈めています。

そしてSGAが高得点をあげる上で欠かせないのがフリースロー。

今シーズン1試合平均7.9本のフリースローを成功していますが、これは2位のヤニス・アデトクンボ(6.5本)に大差をつけたNBA全体1位の記録です。

「シェイはフロッパー(相手と接触した際大げさなリアクションをしてファールを獲得しようとする人)だ!」と批判する人も多いのですが、SGAの大きな武器となっているのは事実です。

正直止めようがありません。

SGAが今シーズンMVPを獲得した理由は圧倒的な得点力だけではありません。

強力なディフェンスでも、相手に脅威をあたえ続けました。

平均スティールはリーグ5位。

一瞬のスキを見逃さず、相手に襲いかかるようなディフェンスは、NBAファイナルでも猛威をふるっていました。

イチかバチかのスティールではなく、常に相手にプレッシャーをかけながらボールを奪っていくスタイルは、日本のプレイヤーたちにとってもいいお手本になるのではないでしょうか?

SGAは身長198㎝に対してウイングスパンは211㎝と、恐ろしく長い腕をもっています。

この長い腕をスティールだけではなく、ブロックショットにも生かし、ポイントガードとしては異例の平均1.0ブロックも記録。

ポイントガ―ドでありながら、ディフェンスアンカーとしても機能する「類まれ」な選手が、SGAなのです。

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SGA NBAドラフト~クリッパーズ時代

カナダのトロントに生まれたSGAは、高校時代にバスケットボールの才能が開花し、アメリカのテネシー州にあるハミルトンハイツ・クリスチャン・アカデミーに編入します。

2017年には有力な高校生が招待されるナイキフープサミットにも世界選抜として出場。

名将ジョン・カリパリ率いる名門ケンタッキー大学に進学すると、1年生ながら先発をつとめ、注目されました。

大学で1年間のみプレーした後、2018年のNBAドラフトに挑むと、1巡目全体11位でシャーロット・ホーネッツから指名を受けます。

直後にロサンゼルス・クリッパーズが12位で指名したマイルズ・ブリッジズとのトレードがまとまり、SGAはクリッパーズでプレーすることとなりました。

細身の身体で心配されていたSGAでしたが、1年目は全82試合に出場し、うち73試合にスターターとして出場。

1年目のスタッツは・・・

SGA 2018-19シーズンスタッツ
82試合 26.5分出場
10.8得点 2.8リバウンド 3.3アシスト 1.2スティール
FG47.6% 3P36.7% FT80.0%

ルーキーとしてはまずまずのスタッツを残し、チームの勝利に貢献します。

当時のクリッパーズは、トバイアス・ハリス(20.9得点)、ダニーロ・ガリナリ(19.8得点)、この年6thマン賞を受賞したルー・ウイリアムズ(20.0得点)など、地味ながらも才能がある選手がそろったチームでした。

クリッパーズは48勝34敗と大きく勝ちこしたものの、強豪がそろうウエストでは第8シードの獲得がやっと。

プレーオフ1stラウンドの相手は前年まで2連覇中のゴールデンステイト・ウォリアーズ。

ケビン・デュラントがいる時代の最強ウォリアーズ相手に、SGAは果敢に挑み、第4戦ではチームハイの25得点を記録し、周囲を驚かせました。

最終戦となった第6戦でも22得点 5リバウンド 6アシストと才能の片りんをみせましたが、デュラントに50得点されるなど、ウォリアーズの前に2勝4敗で敗れ去りました。

SGAはオールルーキー2ndチーム入りする活躍で、1年目を終えています。

才能の片りんをみせたSGAでしたが、この時まさか彼がのちのMVPになるとは、夢にも思っていませんでした。

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SGA 運命のトレード

SGAがルーキーシーズンを終え、トロント・ラプターズが初めてのチャンピオンとなった2019年の夏、驚きのトレードが発表されました。

そのトレードの内容は・・・

クリッパーズ獲得
ポール・ジョージ


サンダー獲得
シェイ・ギルジャス・アレキサンダー
ダニーロ・ガリナリ
ドラフト1巡目指名権×5
ドラフトスワップ権×2

今みると考えられないほどクリッパーズが損をしているように思えますが、当時2018-19シーズンのポール・ジョージは、平均28.0得点を記録し、オールNBA1stチーム、オールディフェンシブ1stチームに選出された真のスーパースターでした。

ロサンゼルス・クリッパーズはシーズン終了後に、トロント・ラプターズをNBAチャンピオンに導きファイナルMVPを受賞したばかりの、カワイ・レナードの獲得に全力をあげて取り組みます。

FAとなったレナードは、ラプターズ残留か、大学時代を過ごしたロサンゼルスにあるレイカーズもしくはクリッパーズに移籍するかで悩んでいました。

そんな時にレナードがクリッパーズに伝えた希望が「ポール・ジョージとプレーがしたい」というものでした。

是が非でもレナードを獲得したいクリッパーズのフロントに、選択の余地はありません。

こうして、クリッパーズはレナードとジョージ2人のスーパースターを獲得するために、将来有望なSGAとベテランのガリナリ、そして大量のドラフト指名権を放出したのです。

SGAにとっては、未来を大きく変えるトレードになりました。

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SGA サンダーでの成長

シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)がサンダーに加入した、2019-20シーズンのオクラホマシティ・サンダーには、デニス・シュル―ダ―やダニーロ・ガリナリ、スティーブン・アダムス、そしてこの年ドラフト外から契約を勝ちとったルーゲンツ・ドートらがいました。

優秀なロールプレイヤーたちをまとめるのが、〝ポイントゴッド″ことポイントガードのクリス・ポール。

当時34歳のベテランポイントガードのもとで学べたことは、SGAにとって大きな財産となります。

2019-20シーズンのサンダーは、クリス・ポールを中心に、全員で得点する今年のインディアナ・ペイサーズのようなチームでした。

主力の1試合平均得点をまとめると・・・

2019-20 サンダー 個人平均得点
SGA          19.0得点
デニス・シュル―ダ―  18.9得点
ダニーロ・ガリナリ   18.7得点
クリス・ポール     17.6得点
スティーブン・アダムス 10.9得点

これまでチームを牽引してきたラッセル・ウエストブルックと、前年MVP投票3位となったポール・ジョージが去り、老兵クリス・ポールとロールプレイヤーたちが残ったサンダーは、厳しいシーズンになると予想されていました。

しかし相手に的をしぼらせないチームオフェンスで、サンダーは予想をくつがえす戦いをみせます。

サンダーは44勝28敗(コロナウイルスによる短縮シーズン)を記録し、第5シードでプレーオフに進出。

残念ながら1stラウンドでジェームズ・ハーデン擁するヒューストン・ロケッツに敗れますが、最終第7戦までもつれる死闘を演じたサンダーには、賞賛がよせられました。

サンダーの躍進の原動力となったのが、SGAの成長でした。

2年目の2019-20シーズン、SGAのスタッツは・・・

SGA 2019-20スタッツ
70試合 34.7分出場
19.0得点 5.9リバウンド 3.3アシスト 1.1スティール
FG47.1% 3P34.7% FT80.7%

平均得点をルーキーシーズンの10.8得点から19.0得点へとほぼ倍増させたSGAに、サンダーのフロントはチームを託すことを決意するのです。

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SGA 弱小サンダーのエースへ

サンダーのフロントは2020-21シーズン開幕前に、トレードでクリス・ポール、デニス・シュル―ダ―、そしてサンダーの魂スティーブン・アダムスを放出。

大量のドラフト指名権を獲得します。

チームに残されたのは若手選手ばかりで、明らかにチームを再建するための「タンク」に走りました。

タンクとはドラフト上位指名権を得るために意図的に負けること。

サンダーは22勝50敗(コロナウイルスによる短縮シーズン)と、ウエスタンカンファレンス14位(下から2番目)に終わります。

SGAはケガのため37試合を欠場し、サンダーのタンクを容易なものとしました。

NBA3年目、SGAのスタッツは・・・

SGA 2020-21スタッツ
35試合 33.7分出場
23.7得点 4.7リバウンド 5.9アシスト 0.8スティール
FG50.8% 3P41.8% FT80.8%

72試合中35試合の出場にとどまりましたが、初の平均20得点超えをはたすなど、実力を証明し、シーズン終了後にはサンダーと5年1億7200万ドル(約189億2000万円 1㌦=110円)のMAX契約をむすびます。

今となっては当然の契約ですが、当時は「SGAがMAXってサンダー大丈夫か?」の声が飛びかっていました。

わたくしリトルも「サンダーマジでSGAに賭けるん?」と友人としゃべっていましたね。

見る目がありませんでした(笑)。

当時はいい選手ではあるものの、強豪チームのエースになるようなイメージはまだありませんでしたから。

2021-22シーズン、SGAは開幕から高得点試合を連発し、チームを牽引。

SGAは平均24.5得点を記録したものの、若手ばかりのサンダーはなかなか勝利をあげることができず、24勝58敗と、2年連続でウエスト14位に終わります。

NBA4年目のSGAのスタッツは・・・

SGA 2021-22スタッツ
56試合 34.7分出場
24.5得点 5.0リバウンド 5.9アシスト 1.3スティール
FG45.3% 3P30.0% FT81.0%

サンダーでの2年目もSGAはエースとして活躍。

サム・プレスティGMもホッと胸をなでおろしたのではないでしょうか?

大量の指名権を集め、タンクを続けるサンダーのフロントに批判が集まっていましたが、今になってみると「まあみなさん見ておきなさい」と上から目線でお話したくなってしまいます。

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SGAの覚醒 サンダーの躍進

怪物ビクター・ウェンバンヤマに注目が集まった2022年のNBAドラフトで、サンダーは2位でチェット・ホルムグレン、12位でジェイレン・ウイリアムズ(J-Dub)を指名。

このドラフトが大きくサンダーを変えました。

ホルムグレンは開幕前のピックアップゲームで、レブロン・ジェームズと接触し故障するという、なんだかご利益があるようなケガで、デビューが1年遅れましたが、J-Dubは1年目から予想を超える活躍をみせ、SGAの相棒として勝利に貢献します。

2022-23シーズン、SGAは開幕から30得点オーバーを連発し、サンダーをプレーで牽引。

圧倒的なスコアリング能力をみせつけ、初めてのNBAオールスターにも選出されました。

静かなるエースに導かれたチームは、40勝42敗と前年より勝ち星を大きく伸ばしたものの、プレーイントーナメントでミネソタ・ティンバーウルブズに敗れ、シーズンを終えます。

周囲の予想を大きく上回る結果に、サンダー、そしてSGAの評価が一気に高まったシーズンでした。

2022-23シーズンのSGAのスタッツは・・・

SGA 2022-23スタッツ
68試合 35.5分出場
31.4得点 4.8リバウンド 5.5アシスト 1.6スティール
FG51.0% 3P34.5% FT90.5%

SGAは初めてオールNBA1stチームに選出され、得点ランキングは4位。

ジョエル・エンビード、ルカ・ドンチッチ、デイミアン・リラードに次ぐ平均得点をあげ、NBAでもトップクラスのスター選手として認められます。

シーズンMVP投票でも5位になるなど、大きな飛躍をとげたシーズンとなりました。

2023-24シーズン、世界中から大きな期待をよせられたSGAとサンダーは、その期待すら超える快進撃をみせます。

SGAは圧倒的な得点力だけでなく、ディフェンスでも非凡な才能をみせ、自己最高の平均2.0スティールを記録。

前年につづき、2年連続で出場したオールスターでは、初めてスターターをつとめました。

攻守にわたるSGAの活躍に導かれ、サンダーは強豪がそろうウエスタンカンファレンスで第1シードを獲得。

プレーオフでは1stラウンドでニューオーリンズ・ペリカンズを4勝0敗で下したものの、カンファレンスセミファイナルでルカ・ドンチッチ&カイリー・アービングを擁するダラス・マーベリックスに2勝4敗で敗れ、シーズンを終えてしまいます。

2023-24シーズン、SGAのスタッツは・・・

SGA 2023-24スタッツ
75試合 34.0分出場
30.1得点 5.5リバウンド 6.2アシスト 2.0スティール
FG53.5% 3P35.3% FT87.4%


SGA 2024プレーオフスタッツ
10試合 39.9分出場
30.2得点 7.2リバウンド 6.4アシスト 1.3スティール
FG49.6% 3P43.2% FT79.0%

SGAは2年連続でオールNBA1stチーム入り。

MVP投票では、二コラ・ヨキッチに次ぐ2位となり、さらに評価を高めたシーズンとなりました。

エースとして挑んだ初のプレーオフでも圧倒的な活躍をみせましたが、力およばず悔しいシーズンエンドをむかえています。

若きスーパースターとなったSGAが手に入れていないのは、チャンピオンリングとMVPだけでした。

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SGA 得点王 MVP×3 歓喜の初優勝

2024年のシーズンオフ、サンダーはジョシュ・ギディーとのトレードでNBAトップクラスのペリメーターディフェンダー、アレックス・カルーソを獲得。

FAではセンターのアイザイア・ハーテンシュタインを獲得し、チーム強化を図ります。

若く優秀なメンバーがそろったサンダーの中でも、SGAの存在感は絶大でした。

開幕4戦目のサンアントニオ・スパーズ戦で18得点に終わりますが、2024-25シーズンに出場した76試合のうち、20得点以下に終わったのはこの1試合のみ。

13試合で40得点以上、4試合で50得点以上を記録するなど、バツグンの安定感と爆発力をみせ、初のシーズン得点王に輝きました。

攻守に躍動するSGAに導かれ、オクラホマシティ・サンダーは勝利を重ねます。

攻守ともにスキのないサンダーは、リーグトップとなる68勝14敗を記録。

これは82試合を戦ったチームとしては、NBAの歴史において歴代4位タイ、ネットレーティングは1995-96シーズンのシカゴ・ブルズに次ぐ歴代2位という、歴史的な強さでした。

SGAは最強チームのエースとして高い評価をあつめ、シーズントリプルダブルを達成した二コラ・ヨキッチをおさえ、初のシーズンMVPに選出されます。

レギュラーシーズンのSGAのスタッツは・・・

SGA 2024-25スタッツ
76試合 34.2分出場
32.7得点 5.0リバウンド 6.4アシスト 1.7スティール
FG51.9% 3P37.5% FT89.8%

平均32.7得点は、2位のヤニス・アデトクンボ(30.4得点)に大差をつけ、リーグトップ。

初めての得点王に輝きました。

ウエスト第1シードで挑んだプレーオフでもサンダーの勢いはおとろえず。

1stラウンドでメンフィス・グリズリーズを4勝0敗のスウィープで下すと、カンファレンスセミファイナルでは昨年の優勝チーム、デンバー・ナゲッツを4勝3敗で撃破。

カンファレンスファイナルではミネソタ・ティンバーウルブズを4勝1敗で一蹴し、念願のNBAファイナルに進出します。

敵は歴史的な逆転劇をくりかえしイーストを制覇したインディアナ・ペイサーズ。

サンダーは初戦をタイリース・ハリバートンの劇的な逆転弾で落としたものの、最終第7戦に勝利し、オクラホマシティに本拠地を移してから初めてのNBAチャンピオンに輝きました。

プレーオフでのSGAのスタッツは・・・

SGA 2025プレーオフスタッツ
23試合 37.0分出場
29.9得点 5.3リバウンド 6.5アシスト 1.7スティール
FG46.2% 3P28.3% FT87.6%

シュートの調子があがらず苦しみましたが、得点だけでなくアシストやデイフェンスでも存在感をみせつけ、ウエスタンカンファレンスMVP、ファイナルMVPを受賞。

同一シーズンに得点王、シーズンMVP、ファイナルMVPに輝いたNBA史上4人目の選手となりました。

これまでに「得点王・シーズンMVP・ファイナルMVP」に輝いたのは、カリーム・アブドゥル・ジャバー(1971年 バックス)、マイケル・ジョーダン(1991年 92年 96年 98年 ブルズ)、シャキール・オニール(2000年 レイカーズ)とレジェンドの3人のみ。

SGAは26歳の若さで、NBAのレジェンドに肩を並べる偉業を達成しました。

決して派手なプレーをするわけでも、派手なセレブレーションをするわけでもないSGAが、チームメイトを鼓舞して戦い、優勝トロフィーをかかげる姿は、感動的でしたね。

2024-25シーズン、すべての栄誉を手にしたSGAは、これからどんな伝説をつみあげていくのでしょうか?

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まとめ

今回は2025年のファイナルMVP、シェイ・ギルジャス・アレキサンダーについて語ってきました。

NBAを36年間観つづけてきたわたくしリトルからみても、今年のSGAのプレーは神がかっていたと思います。

はたしてSGAは、そしてサンダーは、来シーズンどんな戦いをみせてくれるのでしょうか?

2025年、世界のバスケットボール選手の頂点に立ったSGAですが、次々と新しいスターが誕生するNBAの世界でトップを争いつづけることができるのか?

はやくも2025-26シーズンの開幕が楽しみですね。

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