【激やせザイオンまとめ】ケガなくプレーし初のオールNBA入りできるのか?

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毎年開幕前の恒例となっているメディアデーが今年も始まりました。

話題となったのはフィラデルフィア・76ersやミネソタ・ティンバーウルブズの復刻版ユニフォームや、ルーキー5人で撮影に挑んだブルックリン・ネッツなど。

ただもっとも話題となったのは、激ヤセした姿で現れたザイオン・ウイリアムソンでした。

今回は〝現代の怪物″ザイオン・ウイリアムソンのこれまでをふり返り、2025-26シーズンの活躍を予想していきたいと思います。

それではレッツラゴー!

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目次

ザイオン・ウイリアムソン スタッツ 受賞歴

NBA6シーズン目を終えたザイオン・ウイリアムソン。

八村塁と同じ2019年のNBAドラフト、当然のように1巡目全体1位でニューオリンズ・ペリカンズに指名されたザイオンはNBAの顔になることを期待されていました。

ただ現状は期待されたほどの結果を残すことはできていません。

NBAでもトップクラスの身体能力と才能をもつことは間違いないのですが、ケガによる欠場があまりにも多い状況です。

そんなザイオンのこれまでのスタッツをまとめてみましょう。

ザイオン・ウイリアムソン スタッツ
2019-20

24試合 22.5得点 6.3リバウンド 2.1アシスト
     FG58.3% 3P42.9% FT64.0%

2020-21

61試合 27.0得点 7.2リバウンド 3.7アシスト
     FG61.1% 3P29.4% FT69.8%

2021-22 ケガにより全休

2022-23

29試合 26.0得点 7.0リバウンド 4.0アシスト
FG60.8% 3P36.8% FT71.4%

2023-24

70試合 22.9得点 5.8リバウンド 5.0アシスト
FG57.0% 3P33.3% FT70.2%

2024-25

30試合 24.6得点 7.2リバウンド 5.3アシスト
     FG56.7% 3P23.1% FT65.6%

※ 赤字は自己最高スタッツ

通算
214試合 24.7得点 6.6リバウンド 4.3アシスト
     FG58.9% 3P32.7% FT68.9%

スタッツの前に、一番気になるのは出場試合の少なさですね。

2023-24シーズンの70試合出場が自己最高。

全休した2021-22シーズンを除いても、ザイオンの試合出場率は54.8%(390試合中214試合出場)にとどまっています。

出場している時は、リーグ最強クラスのパワーフォワードですが、とにかくケガによる離脱が多すぎるんですよね。

フィールドゴール成功率6割近くで、平均25得点をあげる選手なんて、ヤニスとザイオンくらいじゃないでしょうか。

ケガさえなければ、NBA史に残るパワーフォワードと呼ばれていてもおかしくないと思うんですが・・・。

ちなみに1年間だけ在籍したデューク大学時代は、ネイスミス・カレッジ最優秀選手賞、最も優れたパワーフォワードに与えられるカール・マローン賞、最優秀新人に送られるウェイマン・ティスデイル賞など、ほぼすべてのアウォードを独占していました。

しかしNBAでは2回オールスターに選出(2021 23)されたのと、NBAオールルーキー1stチーム入りしたのみ(新人王はジャ・モラント)。

そのポテンシャルを十分に発揮しているとは言えない状況が続いています。

本来の能力を考えると、試合に出場することができていれば、もうすでに複数回オールNBA入りしていてもおかしくないのですが・・・。

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ザイオン・ウイリアムソン 体重問題

ザイオンのケガが多い最大の理由は、体重です。

これはもう言いきってもいいでしょう。

ザイオンの登録は198cm 129㎏。

これを180㎝の人に換算すると、体重は117㎏になります。

完全に肥満体型ですよね。

ザイオンの恐ろしいところは、太っているだけではなく、筋肉のヨロイをまとっているところ。

圧倒的なパワーと爆発的なスピードを兼ねそなえる、本物のアスリートなのです。

ただ・・・ザイオンの実際の体重は、あきらかに129㎏を大きく超えると言われてきました。

2022年の夏にペリカンズと延長契約を結んだ際は「契約期間中に体重が134㎏を超えると減額」という特別条項がつけられるなど、フロントもザイオンの体重には、常に頭を悩ませています。

「ザイオンの体重は129㎏を大幅に超え、140㎏近くある」という噂がとびかうのが、シーズン開幕前の恒例でしたね。

まあ20歳にも満たない若者が巨万の富を得てしまったら、節制なんてなかなかできるわけないか・・・とも思いますが。

ザイオンが体重超過のためにケガをくりかえしてきたことは間違いありません。

膝やハムストリングの負傷をくり返し、NBA3年目の2021-22シーズンはオフのトレーニング中に右足の第5中足骨を骨折、シーズンを全休しています。

ちなみに2021-22シーズン開幕前の段階で、ザイオンの体重は136㎏以上あると報道されていました。

ザイオン本人は体重の増加がケガにつながったことを否定していましたが、誰がみても原因は明らかですよね。

今まで体重に無頓着だったザイオンが、今年のメディアデーでみせた姿は衝撃的でした。

筋肉におおわれた姿は引き締まり、明らかにシェイプアップされていました。

ザイオンがインタビューで語ったのは、今年の4月に就任した〝バッド・ボーイズの良心″ジョー・デュマース球団社長との約束。

「男同士の会話をしたんだ。彼らは僕を受け入れてくれたし、僕も『絶対に失望させない』と伝えた」

「時には『これはジョー・デュマースなんだ』と思う瞬間もある。NBAチャンピオンで、ファイナルMVP、バッドボーイズの一員でもあった人だからね。そんな彼と同じ視点でゲームを語れるのはすごく刺激的だよ。」

「ジョー(デュマース)が持ちこんだエネルギーで、全員が真剣に取り組んでいる。ヤワなことは許されない。バッドボーイズと同様、泣き言はなし。やるだけだ」

1989年 90年と2年連続NBAチャンピオンになった〝バッドボーイズ″デトロイト・ピストンズのレジェンド、ジョー・デュマースが球団社長となったことで、ザイオンの意識が大きく変わったようです。

現在の体重が正確には何キロなのかわかりませんが、登録している129㎏を下回っているのは確実でしょう。

ザイオンがこの先も現在の体型を維持し、健康に過ごすことができれば、そして試合に出場し続けることができれば、2025-26シーズン、自身初のオールNBA入りすることも夢ではありません。

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ザイオン・ウイリアムソン 女性問題

ちょっと話はそれますが、ザイオンは今年の5月30日に、元恋人を名乗る女性か性的暴行容疑で訴えられています。

その女性によると「首を絞められたり、家族の命をおびやかされたり、実弾が装填された銃を突きつけられたりした」そうですが、ザイオンの弁護士は女性の主張をきっぱりと否定しています。

「彼(ザイオン)が18歳だった6年以上前に(その女性と)合意の上でのカジュアルな関係はあった」

「その関係が続いている間、もしくは関係が終わった後に直後に、原告が懸念を表明したことは一度もなかった」

「友情関係が終わったあとになって初めて数百万ドルを要求し始めた」

「これらの申し立ては虚偽であり、我々はその深刻さを認識している」

うーん、どうなんでしょうか?

これまでも何度か女性トラブルが報道されてきたザイオン。

ガールフレンドとの間に子供ができたと発表したすぐ後に、ポルノスターとの浮気がスクープされたこともありました。

周囲の雑音を消し去るためにも、バスケットボールに専念する必要がありますよね。

ザイオンはコート内だけではなく、コート外でも健康体でいることが求められています。

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ペリカンズのチーム状況

2024-25シーズンはニューオリンズ・ペリカンズにとって最低のシーズンでした。

とにかくケガ人が続出。

ザイオンは30試合、トレイ・マーフィー三世は53試合、CJ・マッカラムは56試合、デジャンテ・マレーは31試合、ハーバート・ジョーンズは20試合の出場にとどまります。

ザイオンとWエースをつとめたブランドン・イングラムは、18試合出場したところで右足首を負傷し長期欠場。

その後トロント・ラプターズにトレードで去っていきました。

21勝61敗と散々な結果に終わったペリカンズは、この夏チームリーダーだったCJ・マッカラムらを放出し、ウォリアーズで優勝経験のあるジョーダン・プールとケボン・ルーニーらを獲得。

ドラフト7位でポイントガードのジェレマイア・フィアーズ、13位でビッグマンのデリック・クイーンを獲得するなど、戦力強化を図っています。

ただペリカンズにとって2025-26シーズン最大の戦力補強は、ケガ人の復帰です。

主力がケガなくプレー出来れば、ペリカンズが激戦のウエスタンカンファレンスでプレーオフに進む可能性は十分にあると思います。

その中でもやはり注目はザイオンでしょう。

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ザイオンはオールNBA入りできるのか?

ダイエットに成功し、体重が激減したであろうザイオン。

当然膝にかかる負担も少なくなり、ケガのリスクが減るであろうことが予想できます。

もしザイオンがケガなく2025-26シーズンを戦うことができれば、75試合以上出場することができれば、ザイオンのオールNBA入りは間違いないと言っていいでしょう。

昨シーズン最悪だったチーム状況から主力が復帰し、ザイオンと同じようにケガなく戦うことができれば、ペリカンズの躍進も期待できます。

チームが躍進し、ザイオンが健康体を維持できれば、オールNBA1stチームのいつものメンバー、二コラ・ヨキッチ、シェイ・ギルジャス・アレキサンダー、ヤニス・アデトクンボ、ルカ・ドンチッチと肩を並べるかもしれません。

それほどまで健康体のザイオンは強力です。

問題はケガだけです。

これまで何度かザイオンがダイエットしたという報道はありましたが、長続きはしませんでした。

もし激ヤセしたザイオンがケガをしてしまったら、また一気に太ってしまう可能性も高いと思います。

今シーズン、またケガで長期離脱するようなことがあれば、ペリカンズはまだ選手価値が高いうちにとザイオンを放出し、見返りを求める可能性は高いでしょう。

ザイオンにとっては、本当に崖っぷちのシーズンなのです。

NBAを36年間観つづけてきたわたくしリトルにとって、最高のパワーフォワードの一人カール・マローンは鉄人と呼ばれていました。

現役最後に優勝を求めてレイカーズでプレーした1シーズンはケガで苦しんだものの、ユタ・ジャズで過ごした18シーズンで、休んだのはわずか10試合。

10シーズンは82試合すべてに出場しています。

ザイオンと同じくパワーでインサイドを蹂躙するタイプであり、今よりもより肉弾戦が繰り広げられていた1990年代のNBAでプレーし続けたマローンは、本当の鉄人ですね。

ザイオンはマローンをも超えるバスケットボールの才能を持っていると思います。

ただ、プレーするのとしないのでは、天と地の差があります。

大きな期待を集めてNBAデビューしたザイオンは、これまでその期待に応える活躍をみせることができていません。

ただザイオンはまだ25歳になったばかり。

まだまだこれからおおいに挽回ができます。

マローンの相棒、ジョン・ストックトンはアシストとスティールでNBA記録をもつレジェンドですが、ジャズでスターターの座を勝ちとったのは25歳のシーズンでした。

ザイオンにもまだまだ無限の可能性が広がっています。

そのチャンスをつかみとり、NBA史に残るパワーフォワードとなれるのかは、自身が心身ともに健康体で過ごせるかにかかっているのです。

その才能は疑いようがないのですから。

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まとめ

今回は激ヤセが注目されているザイオン・ウイリアムソンについて語ってきました。

その存在自体がロマンのかたまりのようなザイオン。

正直これまでの6シーズンは、世界中のNBAファンが思い描いていた活躍からはほど遠い現実でした。

正直ザイオンはこのまま終わっていくだろうとも思っていました。

しかしメディアデーでひとまわり小さくなった(それでも十分大きいですが)ザイオンをみて、もう少し夢をみたいと思ったのです。

わたくしリトルはNBA史に残るパワーフォワード、カール・マローンやチャールズ・バークレーをも超える才能を、ザイオンは持っていると思っています。

それでもまだ信じきれていないのも事実です。

今度こそ覚醒したザイオンをみせてほしいですね。

圧倒的なスタッツを残し、ペリカンズを躍進させることができれば、世界中のNBAファンが、ザイオンに再び夢をみるでしょう。

2025-26シーズン、自己最高の70試合出場を超えることを、まずは目指してガンバレ、ザイオン・ウイリアムソン!

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