【ジャ・モラント トラブルまとめ】レーザ―照射・17歳への暴行・銃チラ見せ

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「な~にやってんだよ、ジャ!」

織田裕二の嘆きが聞こえてきそうです。

現在、NBAで最も大きな注目を集めているのは、復帰したステフィン・カリーでも、サンズでデビューした(その後またケガした)ケビン・デュラントでもなく、トラブルを連発しているジャ・モラントでしょう。

今回は、ジャ・モラントが巻き起こしている、トラブルについて語ります。

目次

ジャ・モラント 銃チラ見せ事件

今後のNBAを背負っていく選手の一人として、期待されているモラント。

とんでもない身体能力を生かしたプレーの華やかさは、誰もが認めるところでしょう。

所属するメンフィス・グリズリーズも、強豪チームとして認識されるようになり、飛ぶ鳥を落とすいきおいでした。

しかし、今年になってモラントがらみのトラブルが明るみになり、モラントの輝かしい未来予想図が、あやしく歪んできたのです。

まずは、一番大きな問題となっている〝銃チラ見せ事件″について語ります。

今回とりあげている4つのトラブルの中では、最新のものです。

2023年3月3日デンバーナゲッツに敗戦(97-113)した後、モラントは友人たちとそのまま街に繰り出します。

翌日の朝午前5時すぎに、モラントはストリップクラブで、自らインスタライブを開始。

動画の中では、上半身裸で音楽に合わせてラップを口ずさみながら、銃を見せています。

正直、この映像を観たわたくしリトルの感想は、「不快感」しかありませんでした。

アルコールで酩酊しているのか、ドラッグかはわかりませんが、ニヤニヤしながら銃を見せ、音楽にあわせてラップ(と言えるほどでも・・・)する半裸の姿は、コート上での圧倒的な存在感と真逆の、どこか哀れにも感じるものでした。

NBAの世界で、スターの座を勝ちとったのに、まだギャングスタに憧れているのかよと。

ジャ・モラントは、ギャングスタにしかなれなかった友人や若者を救う存在になるべきじゃないのかよ、と言ってあげたい。

結局、問題が明るみになったあと、モラントはツイッターとインスタグラムを停止。

所属するメンフィス・グリズリーズは、モラントが少なくとも2試合を欠場すると発表しましたが、その後さらに4試合出場停止が追加となっています。

NBAの調査結果を待っている状態ですね。

3月6日には、コロラド州のグレンデール警察が、モラントを捜査対象としていることを明らかにします。

コロラド州では、銃の不法所持自体は合法ですが、アルコールの影響がある中で所持することは禁止されているとのこと。

結局、グレンデール警察は、モラントを立件することはないと声明を発表しましたが、現在調査を行っているNBAからは、どんなペナルティが課せられるのでしょうか?

噂では、50試合の出場停止もささやかれていますが・・・。

モラントは、謝罪文を発表。

「昨夜の自分の行動の全責任を負います。失望させてしまったことを、家族、チームメイト、コーチ、ファン、パートナー、メンフィスの街、グリズリーズ球団全てに謝罪します。しばらく時間をかけて助けを借り、ストレスや全般的な自分の幸福へのより良い取り組み方を学びます」

この謝罪文のように、モラントが心から反省し、全力でバスケに集中できる状態になる日が早く戻ってくることを期待します。

NBAの未来を担う一人でありながら、突然の大金を手にした23歳。

周りに、悪い友達がたくさん寄ってくる状態では、ついはめを外したくなるのでしょう。

しかし、子供たちの憧れの存在である、NBAのスターとなったモラント。

大谷翔平とまではいかなくても、子供たちのお手本となれる存在になってほしいですね。

今回のニュースを聞いたファンの中には、「もうNBA追放だ!」という過激な声もみられますが、わたくしリトルは反対です。

ただ、昨年からあまりにプライベートでのトラブルが多すぎるんですよねえ・・・。

ショッピングモールで警備員恫喝事件(母ちゃんが悪いだろ!)

3月1日にワシントンポスト紙が警察の調書を入手し、昨夏モラントがからむ事件が2件あったことを報道します。

一つは、ショッピングモールの靴屋で、モラントの母親が店員と口論になり、モラントに電話したことから始まります。

モラントは友人たちと共に駆けつけ、モールの警備員と激しく口論。

「こいつの仕事が終わる時間を調べよう。」とモラントが脅迫し、モラントの友人が警備員の頭を突き飛ばします。

警備員は恐怖を感じ、警察に相談しましたが、モラント達が逮捕されることはありませんでした。

いや、母ちゃんなにやってんの!

何があったかはわかりませんが、自分が警備員と揉めた上、息子に電話って、モラントになにをしてほしかったの!

自分がトラブルになって、有名人である息子とその友達を呼びつけて、相手を脅すって、親として最低じゃないですか?

この件に関しては、ちょっとモラントに同情もしてしまいます。

もちろん、仲間を連れて、チンピラのように警備員を脅すなんて、スーパースターのやることではありませんが。

17歳の少年への暴行容疑(相手も悪いだろ!)

もう一つは、17歳の少年に対する暴行容疑です。

モラントの自宅で、友人たちとピックアップゲームを楽しんでいた中、17歳の少年とモラントが口論になります。

口論が過熱すると、17歳の少年がモラントの顔面にバスケットボールを投げつけます(いや、17歳が悪いだろ!)。

モラントは、少年に殴りかかり、地面に倒し、仲間たちと一緒にボコボコにしちゃったのだそうです。

17歳の少年は、「12~13発殴られた。」「地面に倒れている間、モラントに殴られ続け、別の男にも一緒になって暴行された。」と語っています。

17歳の少年は、モラントが腰のポケットに銃を入れて、自分を脅してきたとも言っています。

取り調べを行った警察官は、少年の頭部に大きな縫い傷があることも確認しました。

ただ、この17歳もかなりの悪党のようで、その後モラントとモラントの家族を脅迫したりもしています。

いや、モラントの友達どうなっとるん?

自宅でのピックアップゲームに呼ぶってことは、17歳の少年も地元の友達でしょう。

NBAのスーパースターの自宅に招待されて、バスケして、スーパースターの顔面にボール投げつけるって、普通じゃないですよね。

もちろん、殴りかかったモラント達が悪いのは当然ですが・・・。

モラントいわく、少年はボールをぶつけただけではなく、好戦的に近づいて、煽ってきたそうですから。

そして、モラントの自宅から出る時には、「火をつけてやる。」と捨てぜりふを残していったそうです。

アメリカの17歳こわいな・・・。

結局、17歳の少年が通報し、警察が捜査に入ったものの、モラントは正当防衛を主張し、逮捕されることはありませんでした。

しかし、ここでも銃がからんでいるんですよね。

報道が出ると、ジャ・モラントの代理人は声明を発表。

「拳銃などがからんだ、ジャ・モラントにかけられている容疑は、正確ではない。NBAも調査をしたが、何も証拠を発見できなかった。17歳への少年への暴行容疑は、完全な正当防衛だった。これは法的機関によって、しっかり調査されたもので、ジャ・モラントに何も問題がなかったと判断された。その場にいた目撃者の証言で正当防衛は確認できるし、モラントは銃など持っていなかった。ジャ・モラントは家族を第一に考える人間で、常にコミュニティに恩返しをしようとしている。モラントはとても才能あふれるアスリート。モラントや、彼の家族の生活をこわすようなゴシップが意図的に世に出たことは、たいへん遺憾だ。」

今読むと、「うーん」って感じですが、最初に記事を読んだ時の感想は、「スーパースターも大変やな。」でした。

ペイサーズのバスへレーザー照射(父ちゃん・・・)

2023年1月29日、メンフィス・グリズリーズ対インディアナ・ペイサーズの試合中、モラントの友人と、父親であるティー・モラントが、ペイサーズの選手と口論になります。

試合は、モラントのトリプルダブルの活躍で、グリズリーズが112-100で勝利。

試合後、ペイサーズのチームバスに、モラントと友人たちが乗った車から、赤いレーザーが照射されたというのです。

ペイサーズ側のスタッフは、「赤いレーザーは、間違いなく銃の照準器だった。」と証言しています。

NBAは調査を行い、「個人が武器を持って他人を脅したという確証が得られなかった。」として、モラントは無罪となりました。

これだけ銃がらみのトラブルがあった後なのに、なぜ自分から銃をチラ見せするで動画を配信しようと思ったのか、理解に苦しみます。

モラントへ言いたいこと

ジャ・モラントはNBAの未来を背負って立つスタープレイヤーです。

2022-23シーズンの年俸は1212万ドル

昨年オフに合意した5年1億9430万ドルの延長契約は、グリズリーズ史上最高額となっています。

しかも、これにナイキとの契約。

ナイキは、問題発言や、問題行動で世間をさわがせつづけるカイリー・アービングとの契約を解除し、新たなナイキの顔をジャ・モラントに託しました。

モラントの初代シグネチャーシューズ「Nike Ja1」が、4月に発売予定となっています。

モラントに憧れる子供たちがシューズを買い、モラントには莫大なお金が入ってくるでしょう。

お金がすべてではありませんが、それだけ周囲がジャ・モラントに期待しているんです。

モラントのプレーに魅了されているんです。

悪い友達と一緒に、ギャングごっこをするより、今はとにかくバスケットボールに集中してほしい。

悪い友達を更生させたり社会をよくするために力とお金をつかってほしい。

1月29日のペイサーズ戦の試合前、グリズリーズの賢者、スティーブン・アダムスが中心となってチームミーティングを行っています。

ミーティングの中でアダムスは、「遠征中は規律正しく行動しなければならない。そのためにも外出を控えなければならない」とチームメイトに伝えています。

名指しはしなかったものの、モラントへ向けられた言葉だったことは、参加者全員理解していたそうです。

しかし、アダムスの言葉はモラントに届かず、その夜モラントは友人たちと乱痴気騒ぎを繰り広げ、翌朝銃チラ見せ配信を行ってしまうんですが。

アダムスの言葉を無視したモラントは、もちろん非難されるべきですが、チームにアダムスのよう優れた人格者がいることは、きっとモラントの助けになるでしょう。

モラントは、NBAのスーパースターではありますが、まだ23歳の若者。

悪ぶりたくなる気持ちも、わからなくはないです。

今後、多くの先輩や関係者からの言葉を真摯に受け止め、再びNBAの世界で輝き、惜しまれながら引退するときに、「あんなこともあったなあ。自分はバカだったなあ。」と笑えるようになってほしいです。

ブランドン・クラークがケガで今シーズン全休となり、厳しい状況におちいっているメンフィス・グリズリーズ。

モラントの力が、絶対に必要な状況なんです。

今後、モラントの出場停止処分がどうなるかは不透明ですが、わたくしリトルとしては、あまり深刻な状況にはしてほしくないですね。

モラントがしっかり反省し、人間的にも大きく成長して、グリズリーズを、NBAを、代表する選手になってほしいと思います。

まとめ

今回は、ジャ・モラントがおこした4つのトラブルについて語りました。

・銃チラ見せ事件
・ショッピングモールで警備員恫喝事件
・17歳の少年への暴行容疑
・ペイサーズのバスへのレーザー照射

もちろん、すべてが事実なら、責められても仕方がないと思います。

ただ、まだ23歳のモラント。

この機会に、しっかり反省し、チームメイトのスティーブン・アダムスなど、人生の先輩の意見を聞き、人間的に大きく成長してもらいたいと思います。

トラブルを克服して、コービー・ブライアントになるか、トラブルを機に失速して、ギルバート・アリーナスになるか。

モラントなら、きっとやってくれると思うんですが・・・。

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