ワシントン・ウィザーズについて語る【NBAジャパンゲームズ記念】

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唯一現地で生観戦した、1999年のNBA開幕第2戦「ジャパンゲームズ サクラメント・キングス対ミネソタ・ティンバーウルブズ」を、NBA Rakutenで観ることができて感動しているリトルです。

「キングスのシューティングガード、ニック・アンダーソンやったんや!」など、思い違いに気づくこともあり、面白かったです。

やっぱり、ジェイソン・ウイリアムズのプレイは観ていてワクワクさせてくれます!

そして、ついに9月30日に迫ってきました。

「NBAジャパンゲームズ2022 ゴールデンステイト・ウォリアーズvsワシントン・ウィザーズ」

現王者であるゴールデンステイト・ウォリアーズと、八村塁選手が所属するワシントン・ウィザーズの対決は、現状考えうるベストな組み合わせだと思います。

ぜいたくを言えば、以前のようにレギュラーシーズン開幕戦だとなおよかったんですがね。

今回はプレシーズンマッチです。

まあ、なにはともあれ、ステフィン・カリークレイ・トンプソン八村塁ブラッドリー・ビールのプレーを目の前で観れる貴重な機会を、思いっきり楽しみましょう。

今回は、我らが八村塁選手を擁するワシントン・ウィザーズについて語っていきたいと思います

目次

八村塁擁するワシントン・ウィザーズ

2021-22シーズン ワシントン・ウィザーズの迷走

【レギュラーシーズン】  35勝47敗(イースタンカンファレンス12位)

              平均得点 108.6(全体で22位)  平均失点112.0(全体で16位)

【プレイオフ】      進出できず

【レギュラーシーズン】  
35勝47敗
(イースタンカンファレンス12位)
平均得点 108.6(全体で22位)  
平均失点 112.0(全体で16位)

【プレイオフ】    進出できず

2021-22シーズン、ウィザーズにとっては、迷走したシーズンとなってしまいました。

シーズン前に、2020-21シーズンのプレイオフ進出に大きく貢献したラッセル・ウエストブルックをロサンゼルス・レイカーズに放出し、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープカイル・クーズマモントレズ・ハレルなど、即戦力となる選手を獲得。

ヘッドコーチは、スコット・ブルックスから、ウェス・アンセルドJr.に代わり、飛躍が期待されました。

しかし、開幕から八村塁選手が個人的理由で欠場

それでもチームは10勝3敗とイースタンカンファレンス首位に立つなど好スタートをきります。

しかしその後突然勝てなくなり、順位は急降下。

1月に八村塁、トーマス・ブライアントが復帰すると、再びチーム成績は上昇。

そして2月にケガでエースのブラッドリー・ビールが離脱すると、今度はまた負け続けるなど、なんとも安定しないシーズンとなりました。

ただし、2月10日のトレード期限日に、スペンサー・ディンウィディー、ダービス・ベルターンスとのトレードでクリスタプス・ポルジンギスを獲得するなど、今後に向けての明るい材料もあります。

ケガさえなければ、ポルジンギスの能力の高さは間違いないですからね。

また、レイカーズから加入したカイル・クーズマデニ・アディブヤの成長など、来シーズン以降を考えると、ポジティブな要素も多かったんじゃないでしょうか。

結局、プレーイントーナメント(レギュラーシーズン7位~10位のチームがプレイオフ進出をかけて戦うトーナメント)にも参加できませんでしたが、ビールや八村塁がケガなくフルシーズン闘ってくれれば・・・という希望はもてるシーズンでした。

ウィザーズ 今オフの動き

   

主な退団選手 名前の前についているのは、主なポジション G(ガード) F(フォワード) C(センター)

   G ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ⇒デンバー・ナゲッツ

   F トーマス・ブライアント        ⇒ロサンゼルス・レイカーズ

   G ハウル・ネト             ⇒クリーブランド・キャバリアーズ

   G イシュ・スミス            ⇒デンバー・ナゲッツ

   G トーマス・サトランスキー       ⇒バルセロナ(スペイン)

 

G ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ
⇒デンバー・ナゲッツ

F トーマス・ブライアント        ⇒ロサンゼルス・レイカーズ

G ハウル・ネト             ⇒クリーブランド・キャバリアーズ

G イシュ・スミス            ⇒デンバー・ナゲッツ

G トーマス・サトランスキー       ⇒バルセロナ(スペイン)

 

主な加入選手

       G モンテ・モリス 22      ⇦ デンバー・ナゲッツ

       F ウィル・バートン 5       ⇦ デンバー・ナゲッツ

       G デロン・ライト 55        ⇦ アトランタ・ホークス

       F タージ・ギブソン 67      ⇦ ニューヨーク・ニックス

       G ジョニー・デイビス 1      ⇦ ドラフト (1巡目10位)

       

G モンテ・モリス 22

 デンバー・ナゲッツ

F ウィル・バートン 5          ⇦ デンバー・ナゲッツ

G デロン・ライト 55            ⇦ アトランタ・ホークス

F タージ・ギブソン 67          ⇦ ニューヨーク・ニックス

G ジョニー・デイビス 1         ⇦ ドラフト (1巡目10位)

主な退団選手の中では、まずはトーマス・ブライアントがチームを去るのが、寂しいですね。

4シーズンに渡って、ウィザーズのインサイドを支えてくれました。

ケガもあり、昨シーズンは出番が減少していましたが、意外と外からのシュート力もあるので、以前は活躍できなかったロサンゼルス・レイカーズに戻り、インサイドの要となることを期待しています。

オフェンスもディフェンスもハイレベルで安定しているケンテイビアス・コールドウェル・ポープの放出も、ちょっとショックでした。

ウエストブルックとのトレードでウィザーズに加入した時は、コールドウェル・ポープのレイカーズでの優勝経験が、若いウィザーズの選手たちの意識を高めてくれるのではと期待していましたが、なかなか難しかったですね。

しかし、アウトサイドシュートに加え、ディフェンスも固い、コーチにとっては信頼できるいい選手です。

何より、シュートフォームがきれいで、わたくしリトルのお気に入り選手でした。

移籍先のデンバー・ナゲッツでは、優勝へのラストピースとなる可能性もあると思います。

最後に、イシュ・スミスについても一言。

これまで12チームを渡り歩いてきたジャーニーマンは、34歳となった今でもそのスピードで、相手を切り裂いていきます。

183㎝という小柄なでチームを鼓舞する姿がわたくしリトルはとても好きでした。

コールドウェル・ポープと同じくナゲッツに移籍しましたが、二コラ・ヨキッチがセンターでありながらも司令塔をつとめる独特なシステムの中、かき回してくるのではないかと期待しています。

主な加入選手の中では、モンテ・モリスウィル・バートンの元ナゲッツコンビに期待です。

モンテ・モリス(背番号22)は、ミスの少ないポイントガードで、頼りになる存在です。

シュート力もあり、27歳とまだ若く、ウィザーズで大化けする可能性もあるんじゃ・・・と期待しています。

攻撃特化型のビールとは相性がいいんじゃないでしょうか?

ウィル・バートン(背番号5)は31歳のベテランフォワード。

デンバー・ナゲッツでは、ロッカールームの中心的な存在であり、ウィザーズにも気合を注入してくれるのではないでしょうか?

八村塁、カイル・クーズマ、デニ・アブディヤ達にも、勝者のメンタリティーを注入してくれる選手だと思います。

もう一人、今年のドラフト1巡目全体10位で指名したジョニー・デイビス(背番号2)。

ウィスコンシン大学で1年目には1試合平均7.0得点と平凡な成績でしたが、2年目に1試合平均19.7得点と大活躍し、全米最高のシューティングガードに贈られる「ジェリー・ウエスト賞」を獲得した期待の選手です。

サマーリーグでは印象的なプレーはできませんでしたが、チームの流れを変える爆発力に期待したいと思います。

ウィザーズの主力選手紹介

ブラッドリー・ビール (背番号3)

絶好調だった2020-21シーズンのハイライトです

2021-22シーズンの成績

1試合平均 23.2得点 4.7リバウンド 6.6アシスト FG%.451 3P%.300

1試合平均 
23.2得点 4.7リバウンド
6.6アシスト FG%.451 
3P%.300

誰もが認めるウィザーズのエース。

得点力は申し分ないのですが、チームを勝たせられる選手であるかは、戦力の整った今年の結果で判断されるんじゃないでしょうか?

2012年のNBAドラフトで1巡目全体3位で指名され、ウィザーズ一筋。

2010年にドラフト1位で入団したジョン・ウォールと二人でチームを支えていましたが、2020年の12月にウォールがヒューストン・ロケッツにトレードされてからは、エースとしての自覚が高まり、フランチャイズプレイヤーとして十分な活躍をみせていました。

昨シーズンは「左手首舟状月状じん帯の損傷」というややこしい名前のケガで、42試合を欠場。

今シーズンは復活を期すシーズンとなります。

そんな中、2022年7月には、新たに5年総額2億5,100万ドル(約351億4,000万円)のマックス契約を結びました。

1試合平均30得点を計算できる、NBA屈指の得点力は誰もが認めるところですが、果たしてマックス契約の価値があるのかは、今年のチーム成績に現れるかと思います。

チームリーダーとして、若く才能ある選手が揃ったチームをどう鼓舞していくのか?

期待したいと思います。

クリスタプス・ボルジンギス (背番号6)

2021-22シーズンの成績

1試合平均 20.2得点 8.1リバウンド 2.3アシスト FG%.459 3P%.310

1試合平均 
23.2得点 4.7リバウンド 
6.6アシスト FG%.451 
3P%.300

身長221㎝でありながら3ポイントシュートが武器という、特殊な選手であるポルジンギスは、チームの戦略で生かされる選手だと思います。

ダラス・マーベリックスでは、エースのルカ・ドンチッチといまいちフィットしていませんでしたが、2022年2月10日にウィザーズに移籍してからは、1試合平均22.1得点、8.8リバウンドと、いいプレーをみせていました。

しかし、エースのブラッドリー・ビールがケガで離脱していたことを考えると、真価が問われるのは今シーズン。

まずは健康で1シーズンプレイすることが一番の目標になるでしょう。

そのうえで、献身的なディフェンスと、確実なアウトサイドシュート、そしてもっとインサイドで暴れることができれば、ウィザーズはイースタンカンファレンスで台風の目になるかもしれません。

八村 塁 (背番号8)

2021-22シーズンの成績

1試合平均 11.3得点 3.8リバウンド 1.1アシスト FG%.491 3P%.447

1試合平均 
23.2得点 4.7リバウンド 
6.6アシスト FG%.451 
3P%.300

我らが八村塁。

昨シーズンは個人的な事情を理由に、開幕から39試合を欠場。

ファンを心配させましたが、実戦復帰を果たすと、それまでの鬱憤をはらすかのように躍動します。

これまで苦手としていた3ポイントシュートを .447(4割4分7厘)の高確率で決め続け、新たな武器を手に入れました。

リーグが定める「82本以上成功」という規定には届きませんでしたが、3ポイントの確率はリーグ2位に相当する高いもので、シューターとしての評価をたかめています。

しかし、ディフェンス面では課題も多く指摘され、特にチームディフェンスの改善が必要であると、アメリカの記者からは度々指摘されていました。

現在ウィザーズには、八村塁、カイル・クーズマ、デニ・アブディヤなど、スモールフォワード、パワーフォワードで先発できる力を持った若手選手がたくさん揃っています。

2022-23シーズン前半の活躍次第では、トレードの可能性も噂されている現状、塁くんならきっと一皮向けてプレイオフへチームを押し上げてくれるでしょう!

心から応援しますよー!!

カイル・クーズマ (背番号33)

2021-22シーズンの成績

1試合平均 17.1得点 8.5リバウンド 3.5アシスト FG%.452 3P%.341

1試合平均 
17.1得点 8.5リバウンド 
3.5アシスト FG%.452 
3P%.341

レイカーズの若手期待の星だったクーズマも、もう27歳。

2021年8月6日、トレードでウィザーズに移籍してからは、のびのびとプレーし、リバウンド・アシストは自己ベスト。

クラッチショットを連発するなど、チームに必要な選手であることを印象付けました。

エースであるビールが復帰し、得点力の高いポルジンギス、新加入のバートン、モリスらとのプレイでどんな特徴をみせていくのか?

それとも、埋もれてしまうのか?

波がある選手だけに、わたくしリトルとしては、シックスマンとして使えば面白いと思うのですが(塁くんスタメンで)。

デニ・アブディヤ (背番号9)

2021-22シーズンの成績

1試合平均  8.4得点 5.2リバウンド 2.0アシスト FG%.432 3P%.317

1試合平均  
8.4得点 5.2リバウンド 
2.0アシスト FG%.432 
3P%.317

ウィザーズファンから、やたら人気の高いアブディヤ。

206㎝の身長ながら、ポイントガードまでこなせる器用さを持っています。

成績だけをみると平凡ですが、アブディヤのプレーは時々ハッとさせるパスを繰り出したり、思い切りのいい3ポイントを放ったり、意外にスピードのあるカットインをしたり、観ていてつい応援したくなるプレーをするんですよね。

ミスも多いんですが。

しかし、アブディヤの一番の強みはディフェンスにあります。

昨シーズン、リーグナンバー1の身体能力お化け、ヤニス・アデトクンボをほぼ一人で抑え込んだ試合もありました。

ヘッドコーチのウェス・アンセルドJr.が、八村塁のオフェンス能力を取るか、アブディヤのディフェンス能力をとるかで、どちらかは干されてしまう危険性も感じちゃうんですよねえ。

それくらい今期のウィザーズは、チーム内の争いが激しくなっていくと思います。

まとめ

今回は、八村塁擁するワシントン・ウィザーズについて語りました。

「NBAジャパンゲームズ2022 ゴールデンステイト・ウォリアーズvsワシントン・ウィザーズ」の開催がいよいよ目前に迫っています。

これまで7回ジャパンゲームズは開催されましたが、日本人が選手として参加することが初めてであり、現役チャンピオンチームが来日するのも初めてです。

ステフィン・カリーのプレーを生でみられる最後の機会かもしれないんですね。

やっぱり行きたかったなあ・・・。

医療機関に勤めているわたくしリトルは、泣く泣く現地に行くのをあきらめましたが、それでもジャパンゲームズは楽しみたい。

わたくしリトルと同じような思いの人はたくさんいるんじゃないでしょうか?

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